南房総エリア
2018-07-11 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

この度の西日本豪雨により被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
そんな最中、台風8号は猛烈な勢力のまま宮古島を直撃し、その後、中国大陸へ向かっている様ですが、これ以上被害が出ない事を願います。
こんな時に台風による「波」の話をするのもはばかれますが、南房総エリアには9日(月)午後辺りから台風スエルが届き始め、ポイントによってはスエルの向き、又は地形の変化なのか?ワイドブレークが目立ちました・・・。
と言う事で「地形レポート(7/10火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
以前からお伝えしているインサイドからミドル手前付近迄の浅目の平らな地形は、更に浅くなった様で、潮の少ない時間帯はほとんど切れ目の無いワイドダンパーとなってしまいます。。。
・7月10日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

※このエリアは、7月20日(金)~8月19日(日)迄、海水浴場開設に伴いライフセーバーが常駐し、エリアの規制も始まりますが、今週末の三連休(7/14~16)等は、海水浴客とサーファーが混在しますので、接触/衝突等のアクシデントに充分お気をつけ下さい。
そして教習所側。
こちらは監視所側程浅過ぎないので、潮の少ない時間帯でもコンディションを落とさずに楽しめています!
・7月10日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
ここ何回かのレポートでお伝えしていた「インサイド~ミドル手前が深目な地形」は確実に改善された様で、台風8号からのスエルにより、3ピーク共まずまずのグッドコンディションでした!
・7月10日(火)、ロータイド約50分前の正面。



また、今回の取材時はほぼロータイド時でしたので、ご覧のとおり見事に露出していました。

そして和田方面『花籠』。
途中でウネリに戻りスープが続いていませんでしたので、この辺りが深目なのは変わってはいない様ですが、サイズと潮回りの関係でしょうか、ファーストブレークで1~2アクションを入れて乗れそうなコンディションでした!
・7月10日(火)、ロータイド約40分の正面。

右寄りは、お勧めの時間帯という事も有り、ショルダーの張ったまずまずの波がブレークしていました。
・7月10日(火)、ロータイド約40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
駐車場正面から少し左寄りですが、台風8号のスエルによりサイズは頭近く有り中々のグッドコンディションでした!
・7月10日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
サイズと潮回りが見事にマッチングした様で、久し振りのグッドコンディションでした!
・7月10日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも、久し振りにショルダーの張ったレフトが、誰にも乗られる事無くブレークしていました!
・7月10日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(7/10チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
前回(7/4更新分)レポートで水温の低下をお伝えしましたが、最近は上昇傾向に有りますので「スプリング」をベースに、念の為「シーガル」・「ロングスプリング」等をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
それではまた来週(水or木)にお届け致します。
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