南房総エリア
2018-07-18 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

テレビのニュースや情報番組等では連日の猛暑を伝えていますが、皆さんは体調など崩してはいらっしゃいませんか!? かく言う私は「夏風邪」をひいてしまった様で、前回取材時(7/10)頃から「咳」と「鼻水」に1週間程悩まされました。
その間はホームの千倉には特筆する様な波は見られませんでしたが、他のポイントはどうだったのでしょうか・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(7/17火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(7/11更新分)レポートで、インサイド~ミドル手前が極浅になり、地形が悪化しつつある旨をお伝えしましたが、ここ一週間を見る限り潮回りに関係無く、インサイド寄りの速目もしくはダンパーブレークがほとんどなってしまいました。
思うに本来のブレークポイントが深目で、そこをスルーして浅瀬で一気にブレークしている様です・・・。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
監視所側同様、ミドル手前迄かなり浅目な地形に変化した様で、潮の少ない時間帯は、高速ブレーク又はワイドダンパーとなってしまいます。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
しばらく続いた「インサイド~ミドル手前が深目な地形」が改善された旨は、ここ何回かのレポートでお伝えしていますが、更に浅くなった様でロータイド時等は、ブレークポイント迄歩いて行ける程に。
ただ、ある程度のサイズが無いとミドル付近では反応せずに、インサイドのワイドブレークとなってしまいますので、むしろ潮がある程度乗っかている時間帯の方が、コンディションは上向く様です。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。

・7月17日(火)、ハイタイド約2時間10分後の右寄り。



そして和田方面『花籠』。
今回は、潮も多くそこ迄サイズも有りませんでしたが、1~2アクションは入れられそうな波がブレークしていましたので、少しずつですが地形が上向きつつ有るのでは!?と、ポジティブにとらえ今後に期待したいところです・・・。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間20分後の正面。

引き続き右寄りは、潮回りにそこ迄左右されずに、そこそこ楽しめる地形はキープされている様です。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、南東寄りのスエルに反応してなのか、千倉からチェックして来た中で、サイズ・ショルダーの張り具合と、一番良さそうな波でした!!
潮の多目な時間帯でもこれだけのコンディションですので「地形が回復して来た」と言っても、過言では無いのではと思います。
スープもウネリに戻る事無くインサイド迄続いていました!
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは、潮が多目な時間帯ながらウネリには多少反応してはいましたが、物足りないコンディションでした。
それでも、今後の潮の引きに向かい、もう少しコンディションが上向くのではと期待は出来そうでした。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、潮が多目な時間帯でしたが、厚目ながら乗れそうな波がブレークしていました!
中・上級者には物足りなさそうですが、メローなブレークでしたので、ビギナーの方にはお勧めですね!
ただし、そのブレークも途中で消えてウネリに戻っていましたので、この辺りが深目なのは変わってはいない様です。
・7月17日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

それでは最後に水温。
そこ迄強くは吹いてはいませんが、連日の「南寄りの風」により若干水温の低下がみられます。
しかも外気との差が大きいので、どうしてもで冷たく感じてしまいますので「スプリング」もしくは「シーガル」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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