南房総エリア
2018-07-25 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

南の海上では台風ラッシュとなっていますが、本日(7/25)発生した「12号」は週末(7/28・29)にかけて本州に接近しそうな(進路によっては関東直撃も)予想進路ですので、被害が出ない事を願いながら、海底が動く事により、地形の悪化が続いているポイントの回復も期待したいところです。
と言う事で、「地形レポート(7/24火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
インサイド~ミドル手前迄は引き続き極浅ですが、ミドル辺りが深目の様で、腹前後のウネリでは全く反応せずに、インサイドよりのワイドダンパーもしくはショアーブレークのみとなってしまいます・・・。
しかもその状況は、潮が引いても上げても残念ながら変わりません(涙)
・7月24日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じで、手前は浅くミドル前後がかなり深目になってしまった様です。
それと昨年までは、遊泳エリアとの境に「ロープ状のブイ」が設置されていた為、そこにバンクが出来て、ライト方向に良い波が立ち楽しめていましたが、今年はフラッグのみの対応となり、そのバンクも無いので、潮回りに関係無く、終日厳しいコンディションとなってしまっています・・・。
・7月24日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
当コーナーの取材は、いつも千倉からスタートしているので「エッ千歳はこんなにサイズが有るの!?」と言うのが第一印象。
今迄の経験からすると、地形が悪化して来るとウネリも拾いづらくなってしまう様ですが、全体的に浅目の地形はキープされている様で、3ピーク共まずまずのコンディションで平日でしたが賑わっていました!
・7月24日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・7月24日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。



そして和田方面『花籠』。
ここ何回かのレポートで、少しずつですが地形が上向きつつ有るのでは!? とお伝えして来ましたが、今回はロータイド時という事も有り、ショルダーの張ったまずまずの波がブレークしていました!
スープもウネリに戻る事無く、インサイド迄続いていましたので、この辺りがずっと「ドン深」だったのも改善された様です。
・7月24日(火)、ロータイド約20分後の正面。

右よりも、コンディションの上向くお勧めの潮の少ない時間帯でしたので、良い波がブレークしていました!
・7月24日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
前回(7/17チェック)のハイタイド時、そして今回のロータイド時のコンディションを見る限り、「復活宣言」しても良いのではと思えました。
ただ、今迄にも何度か良くなったり悪くなったりを繰り返しているポイントなので、少しでも長くこのままの地形をキープして貰いたいモノです・・・。
・7月24日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは、潮が少ない時間帯でしたので、何とかミドルのバンクで反応していましたが、ファーストブレークの後は途中でウネリに戻り消えてしまっていました。
やはりこの辺りが深目なのは変わってはいない様です。
・7月24日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは、河口寄りに比べ更に深刻な状況で、テイクオフ程度は出来そうですが厳しいコンディションでした。
しばらくは胸~肩以上のサイズで、尚かつ潮の少ない時間帯限定でしか楽しめそうに無いですね・・・。
・7月24日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

それでは最後に水温。
外気とのギャップ差が大きい為、若干冷たく感じますが「半・長袖タッパー」+「トランクス」でもOKです。
寒がりな方でも「スプリング」が有れば、一日を通して対応出来ると思います。
今回は以上となります。
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