南房総エリア
2018-08-08 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今回のレポートを更新している8月8日午前現在、台風13号が関東地方に接近中で、テレビでは進路にあたる各地の緊迫した状況をレポーターが風雨に打たれながら伝えていますが、すでに当エリアは、昨日(8/7)の取材時からほぼ全域に渡り「クローズアウト」でした。
その為、地形の正確な判断が困難なポイントも有りましたが、次回(8/13W)以降その辺りも含めてお伝え出来ればと思います。
と言う事で、今週も「地形レポート(8/7火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(8/1更新分)から大きな変化は無く「インサイド~ミドル付近迄」極浅な地形となっていますので、潮の少ない時間帯はピークワイドな速目か、ダンパーブレークとなってしまいます。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは、監視所側程極浅な地形にはなっておらず、潮の少な目な時間帯でもワイドブレークにはならず楽しめていました。
潮回りにそこ迄左右されませんが、そんな中でもミドルタイド前後がお勧めとなります・・・。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
静止画ですと乗れそうな波に見えますが、実際はかなり速目で波数も多く「クローズアウト」でした・・・。
実はこの前日(8/6)の午後にサーフィンしましたが、時折W近いオバケセットが入り出して来たので数本乗って退散。
切れたカタチの良い波は岸迄乗れましたので、全体的に適度に浅目な地形はキープされている様です。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。



以前に比べると大分砂に埋もれて来ましたが

そして和田方面『花籠』。
スープがウネリに戻らず規則的に岸まで押し寄せていたので「ドン深」は解消されて、浅目で平な地形はキープされている様です。
ただし、それがクローズアウトの波のパワーによるモノと言う可能性も「無きにしもあらず」なので、落ち着いてからまたご報告したいと思います。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間20分後の正面。

・8月7日(火)、ロータイド約1時間20分後の右寄り。

こちらは、一見するとサイズは有るものの「良い波」なのでは!?と思いますが、いやいやトンデモナイです。
左側の真っ白な「レフトブレーク」が通常のアウトサイドで、右側の「ライトブレーク」は更にアウトで尚かつその裏にも・・・。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらは13号からのウネリをダイレクトに受け、測定不能な波のサイズでした。スープは防波堤近く迄押し寄せ、地形ウンヌンどころでは有りませんでした。
ただ、今迄岸寄りに溜まっていたモッコリとした砂は、全て削り取られていましたので、何らかの地形の変化は期待出来そうでした!
・8月7日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
・8月7日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(8/7チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
引き続き、天気の良い日中でしたら「トランクス」+「ラッシュガード・タッパー」がお勧めですが、念の為に「ショートジョン」や「スプリング」をお持ちになれば、天候の変化にも対応出来ると思います。
今回は以上となります。
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