南房総エリア
2018-08-29 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週(8/20W)は当コーナーを休ませて頂き、皆様にご不便をおかけいたしました。
皆さんご存知の通り、今年は台風が例年に比べてハイペースで発生しており、本土への接近はすでに7回と昨年を上回り、上陸もすでに3回となっています。(8月29日現在)
そんなおり、昨日(8/28)「台風21号」が発生し、週明けには(9/3~)日本列島接近の予報ですので、今後の進路に注目したいところです。
と言う事で二週間振りとなりますが「地形レポート((8/28火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(8/15更新分)から大きな変化は見られず、引き続きインサイド~ミドル付近迄浅目な地形となっている様です。
取材時(8/28)は、小さなウネリにも反応していましたので、まずまずの地形はキープされていますが、ロータイド近辺はサイズも下がり、ワイドブレーク中心となってしまいます。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間後の監視所側。

※1ヶ月に渡る「海水浴場規制」も8/19(日)をもちまして終了し、終日サーフィンは出来ますが、天気の良い週末等は、まだ海水浴客の姿も見かけますので、接触等にお気を付け下さい。
そして教習所側。
前回(8/15更新分)のレポートで「インサイド~ミドル手前が、かなり深目に変化した」とお伝えしましたが、先週(8/20W)四国地方に上陸した「台風20号」の影響でクローズアウトした後、平らな浅目の地形に変化した様で、ほぼ「監視所側」と同じ様な地形となっています。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
前回(8/15更新分)のレポートで「インサイド~ミドル手前が、また深目になってしまった様です」とお伝えしてから二週間が経過しましたが、やはりその状況は変わってはいない様でした。
特に今回の様にサイズが無く潮の多い時間帯は、厳しいコンディションとなってしまいます。
しばらくは、サイズが腹~胸以上で潮の少ない時間帯限定で楽しむしか無さそうです・・・。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間10分後の正面。

・8月28日(火)、ハイタイド約3時間10分後の右寄り。

・8月28日(火)、ハイタイド約3時間10分後の左寄り。

今迄正面~左寄りに露出していた「インサイドのリーフ」ですが、

そして和田方面『花籠』。
前回(8/15更新分)辺りから、長らく続いていた「ドン深」は、解消されたとお伝えしていましたが、今回を見る限り大丈夫そうですね・・・。
潮はそこ迄引いてはいませんでしたが、小さなウネリにも反応してテイクオフ~1ターンは出来ていました。
こうなるとサイズの有る時が楽しみですねえ!
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間20分後の正面。

右寄りは大きな地形の変化は無さそうでした。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
前回(8/15更新分)レポートで「復活宣言」をした「大原駐車場前」をドキドキしながらチェックをしましたが、スモールながらカタチの良い波がブレークしていました!
しかも正面を挟んで何箇所かバンクが有りましたので、これから秋の訪れと共に北寄りの風が吹いた時等楽しみですね・・・。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今迄続いていたミドル付近が深目な地形ですと、このサイズでは全く反応せずにインサイドのショアーブレークのみとなっていましたが、今回は小さなウネリにも厚目ながら反応していましたので、若干この辺りに砂が突き出した様です。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
このサイズでしかも潮がまだ多目な時間でしたが、ターンを入れられる波がブレークしていました!
こちらも河口寄り同様に地形が上向いた様で、潮の引きに伴い、更にコンディションは上向いて来そうでした。
・8月28日(火)、ハイタイド約3時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(8/28チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
南房総エリアは「残暑」と呼ぶには暑すぎる日が続いていますが、引き続き水温も高目で「トランクス」+「タッパー」が有れば充分ですが、朝イチや夕方の事を考えて「シーガル」や「スプリング」をお持ちになれば、バッチリかと思います。
今回は以上となります。
それではまた来週(水or木)にお届け致します。
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