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「JPSA第5戦茨城は男女ともウイナーは久しぶりの優勝、ベテラン同士」- F+(エフプラス)

2018-09-03 更新
Text by つのだゆき / Photo by snowy

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JPSA第5戦 第23回I.S.U茨城サーフィンクラシック さわかみ杯。メンズ優勝大澤伸幸、2位川俣海徳、3位加藤嵐、田中英義。ウイメンズ庵原美穂、2位須田那月、3位野中美波、高橋みなと。うふふ、私の庵原さん、ドシブ優勝。
男女ともウイナーは久しぶりの優勝。大澤伸幸のほうは2015年、庵原美穂は2014年以来だとか。ベテラン同士。そうねぇ、ベテランのコンスタンシーが必要なコンディションではあったと思う。スモールの日あり、オンショアの日あり、セットが来ない時間帯アリ、ガンガンデカいセットが来る時間帯アリ、結局どんなコンディションでも正確にそのつど柔軟に対応し、4点5点を揃えられた人が勝ったと言えるかな。
メンズ2位のファイナルの川俣海徳も同じようにコンスタントにいい波に乗って2本そろえて勝ち上がった。
クオーターまでの印象では加藤嵐、田中英義のファイナルが大本命という感じだったんだけど、セミで両方結果が裏に転んだ。嵐はその直前の女子のセミの時に入っていたセットに焦点を当てていたが、それが1本も入らず、頭切り替えられずに時間切れ。英義はなんか変なモードに入っていて、気合入りすぎというか、空回りというか……。どちらもコンディションの大きな変化に柔軟に対応できなかった感じと言えるかな。
女子のほうはセミの須田那月を見ちゃったらもう誰も勝てないじゃん、って感じだったんだけど、サイズのあるセットが入らなくなったファイナルでは大減速。庵原美穂のシブさが光るファイナル展開になった。乗った波は余さず乗り切る、ポイントにつなげる、自分のできることはしっかりやり切る。その辺大澤ノブも同じ。コンペティターの鑑だな。

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エクスプレッションセッションは1位松本コア、2位金尾玲生。

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女子のセミでハイポイントを出した選手に贈られるPLUMすわひめ賞は須田那月。

第5戦とは言え、第3戦の田原が延期になっているので実質4試合終了。
その田原の続きは最終戦の仙台の試合の前、11月1日に仙台新港で行われることになった。つまり、仙台でほぼ2試合あるので、グラチャンとかはそこまでまるで分らんってことになる。まぁ、ダブルグレードの種子島、その次の志田で大体の感じはわかるだろうけど。