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『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』3日目 五十嵐カノアがファイナル進出!

2018-09-19 更新
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1週間に渡って行われるISAの世界選手権『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』
9月16日からヒートがスタートして3日連続でイベントが進行。
前日までヘッドオーバーサイズあった台風22号のウネリは落ち着く傾向のムネ〜頭サイズ。
朝の内は風も弱く、クリーンなフェイス。日中はオンショアが吹き込み、影響が気になっていました。

この日はメンズはR3からR5の2ヒートまでの予定でしたが、今後の波予報などを考慮してファイナル直前のR6まで進行。
急遽、9月19日がメンズのファイナルデイになる予定。

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日本代表「波乗りジャパン」はR4まで五十嵐カノア(写真最上部)、大原洋人、村上舜(写真上)が3名揃ってラウンドアップを続けていましたが、ベスト8まで絞られたR5では大原洋人、村上舜が同ヒートに重なり、大原洋人が4位で敗者復活戦のリパチャージ行き。
R6ではクロスゲームの末に五十嵐カノアが後半に追い上げて1位通過、2位がアルゼンチンのサンティアゴ・ムニーツ。
この2名がファイナル進出を決めた一方、村上舜、アメリカのケビン・シュルツがリパチャージ行き。

期待通りの活躍を見せているカノア、この日は『Vans US Open of Surfing』で2連覇を達成した時のサーフボードを使用。
自身のInstagramでは、「みんな応援ありがとう!あしたはファイナルデイなのでゴールドメダル取るために応援よろしくお願いします」とポスト。

昨年の18歳以下のジュニアイベント『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』では安室丈が16歳以下で初の金メダルを獲得していましたが、年齢オープンの『ISA World Surfing Games』ではまだ日本人でメダルを獲得した選手はいません。
54年の歴史の中で日本人として初のファイナル進出を果たしたカノアはこの時点でメダルが確定。
そして、大原洋人、村上舜もリパチャージからのチャンスが残されているので、ファイナルデイはぜひ全力で「波乗りジャパン」の応援を!

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もう一人決定したファイナリストのサンティアゴ・ムニーツ(写真上)は元CT選手のアレホ・ムニーツの弟。
2011年にパナマで開催された同イベントでは、今回も出場しているブラジルのイアン・ゴウベイア、オーストラリアのトーマス・ウッズ&ミック・キャンペルを相手に優勝して金メダルを獲得。
この日のライディングを見てもカノアにとってかなりの強敵だと予想されます。

「もう一度、World Surfing Gamesのチャンピオンになれたら最高。それは本当に特別な瞬間になるだろうね。明日は楽しんで良い波に乗りたい」

メンズのリパチャージはR5まで進行。
ブラジルのCT選手イアン・ゴウベイア、ポルトガルのヴァスコ・リビイロなどがラウンドアップ。
R6にはインドネシアの和井田理央、R8には大原洋人、最終ラウンドのR10には村上舜、アメリカのケビン・シュルツが加わります。

国別ではコンテスト3日目終了時点で日本がトップ。
2位スペイン、3位がアメリカ。以下、南アフリカ、フランス、カナダ、ペルー、ポルトガル、オーストラリア、コスタリカと続きます。

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ウィメンズは予定通り、R2のH9からR4まで進行。
日本代表「波乗りジャパン」はR3で橋本恋(写真上)が3位でリパチャージ行き。
黒川日菜子はR4で3位となり、リパチャージ行き。
前日のR2で4位、リパチャージ行きとなっていた川合美乃里はリパチャージのR2、R3を共に1位通過でリパチャージR4に繋げています。

R5に進んだベスト6は、昨年開催国として金メダルを獲得したフランスのジャスティン・デュポン、ポーリン・アドゥ。
CT選手の2名、オーストラリアのサリー・フィッツギボンズ、ニュージーランドのペイジ・ハレブ。
南アフリカの元CT選手、ビアンカ・ベイタンタグ。
オーストラリアのアップカマー、現在QS14位のホリー・ウォンと優勝候補の6名が全て残っています。

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リパチャージを含めると合計74ヒートが行われたコンテスト3日目。
すでにアフリカのセネガル代表は全ての選手が敗退しましたが、今イベント2度目のチャレンジで全力を尽くしたようです。

「セネガルではサーファーが増加している。現在、私達の団体では600人のメンバーがいるんだ。昨年初めてこのWorld Surfing Gamesに参加して今回は2度目。我が国のサーファーがグローバルな舞台で競争する素晴らしい経験だよ。10年前、アフリカで出場する国は一つしかなかったけど、現在のISAのイベントでは参加する国が増えている。アフリカ大陸でこのスポーツが成長することは素晴らしいと感じている」

2年後に行われる東京オリンピックに向けて世界中で私達が愛しているサーフィンが注目され、スポーツとして楽しむ人が増加傾向にあります。

9月19日(水)のスケジュール

7:00am-8:00am: 4 heats Men Repechage Round 6
8:00am-8:40am: 2 heats Women Main Event Round 5
8:40am-9:10am: 2 heats Men Repechage Round 7
9:10am-10:40am: 6 heats Women Repechage Round 4
10:40am-11:10am: 2 heats Men Repechage Round 8
11:10am-11:55am: 3 heats Women Repechage Round 5
11:55am-12:10pm: 1 heat Men Repechage Round 9
12:10pm-12:55pm: 3 heats Women Repechage Round 6
12:55pm-1:15pm: 1 heat Men Repechage Round 10
1:15pm-1:45pm: 2 heats Women Repechage Round 7
1:45pm-2:10pm: Men's Grand Final
Medals Ceremony after competition at Long Beach

[特設ページ]
https://www.bcm-surfpatrol.com/isawsg2018/

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photo:ISA


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