南房総エリア
2018-10-03 更新
皆さん、こんにちは！波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。
今回もどうしても避けては通れない「台風」の話題からですが、台風24号は猛烈な勢力を保ったまま、沖縄～日本列島を縦断して各地に甚大な被害をもたらしました。
地域によっては、今日(10/3)になっても、まだ停電が続いているとの事ですが、幸い当エリアでは大きな被害も無くまずは一安心。
そして、今週末の三連休(10/6～8)を狙い澄ましたかの様に、今度は「台風25号」が24号と同じ様なルートで日本列島に接近する予想ですが、正直「もう勘弁して下さい」と言う心境ですね・・・。
その台風の影響による地形の変化が気になるところと言う事で、「地形レポート(10/2火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
インサイド～ミドル手前迄はかなり浅目ですが、その沖のミドル付近がやはり深目のままですねえ・・・。
特にサイズの無い時はまったく反応せずに、インサイドのショアーブレークのみとなってしまいます。
今の地形ですと、胸以上のサイズで潮の少な目な時間帯限定でしか、楽しめそうに有りません・・・。
・10月2日(火)、ハイタイド約3時間前の監視所側。
そして教習所側。
こちらは前回(9/26)のレポートでもお伝えした通り、インサイド～ミドル付近迄が浅目になっていて、まずまずの良い地形をキープしており、潮回りにそこ迄左右されずに楽しめています。
そんな中でもコンディションが上向くのは、若干潮の乗ったミドルタイド近辺となります。
・10月2日(火)、ハイタイド約3時間前の教習所側。
次はお隣『千歳』。
前回(9/26)レポート時でもお伝えした、インサイド～ミドル手前迄が深目な地形に変化は見られず、ファーストブレークの後、ショルダーが張らずダラダラ気味のコンディションでした。
それでも3ピーク共まったく出来ないと言う程では無いので、もうワンサイズ有れば十分楽しめそうでした！
引き続きお勧めの潮回りとしては、ロータイド前後となる様です。
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間50分前の正面。
今回(10/2)の取材時は潮の多目な時間帯でしたので、ここ迄は露出していませんでしたが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。
・インサイドのリーフ。
そして和田方面『花籠』。
台風24号による地形の変化は見られず、インサイド～ミドル手前は深目のままでしたが、以前からお伝えしているミドル付近のバンクは健在で、コンパクトながら1～2アクションを入れて乗れそうな波がブレークしていました！
引き続き、極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、何とか楽しめる地形はキープされている様です。
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間40分前の正面。
右寄りも地形の変化は見られず、ファーストブレークで1～2アクション。その後ウネリに戻りインサイド迄は繋がらず、と言ったコンディションでした。
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間40分前の右寄り。
続いて『大原駐車場前』。
こちらは、良くも悪くも台風の影響は無く、ミドルのバンクは残ってはいましたが、インサイド～ミドル手前が深目なのは改善されてはいませんでした・・・。
まあ、ミドルのバンクが残っただけでも良しとしましょう・・・。
ただし、このサイズですとハイタイドになるに連れ、かなり厳しいコンディションになってしまいそうでした。
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間30分前の大原駐車場前。
そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも、インサイド～ミドル手前が深目な地形は改善されてはおらず、取材時(10/2)はサイズも無く潮の多目な時間帯でしたので、「テイクオフしごいて1ターン」終了と言ったコンディションでした・・・。
それでも、胸以上のサイズで潮の少な目な時間帯でしたら、もう少しコンディションは上向き楽しめますので是非チェックして見て下さい！
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間20分前の河口寄り。
そしてS&S寄り。
こちらは、ここ何回かのレポートで地形の上向きをお伝えしていますが、今回(10/2)の取材時も、ミドルのファーストブレークで1～2アクションの後、ウネリに戻る事無く、スープもインサイド迄続いていました！
・10月2日(火)、ハイタイド約2時間20分前のS&S寄り。
以上が、今週(10/2チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。冒頭でもふれた「台風24号」の強烈な南西風により、若干水温が低下しましたので「シーガル」「ロングスプリング」、極端に寒がりな方でしたら「3mmジャーフル」をお勧めします。
今回は以上となります。
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