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南房総エリア

2018-10-10 更新
皆さん、こんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。
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前回(10/3)更新レポートの冒頭で「台風25号」の動向を心配しましたが、幸い太平洋側には適度な波だけを届けてくれましたが、進路にあたった日本海側では、暴風等による被害が生じたとの事です。この場を借りて心よりお見舞い申し上げます。

季節は秋真っ只中ですが、今年の夏程自然災害の多かった年は記憶に有りません・・・。
今年も残すところおよそ2ヶ月半となりましたが、これ以上災害が起きない事を願います。

「地形レポート(10/9火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。


それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
ここ何回かのレポートで地形の悪化をお伝えしていますが、残念ながら今週(10/8W)もミドル付近が深目のままで、インサイドよりでしか反応しません。
特にサイズの無い時は、厳しいコンディションとなってしまいます。
・10月9日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。
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インサイド~ミドル手前付近は浅目なので、むしろ潮が乗っている方がインサイド寄りでは有りますが、ブレークがまとまって来ます。

そして教習所側。
こちらは大きな地形の変化は見られず、引き続きインサイド~ミドル付近迄が適度な浅さになっていて、まずまずの良い地形をキープしています。
お勧めの潮周りとしては、ロータイドとハイタイドを避けたミドル態度前後となります。
・10月9日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。
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監視所側の地形が回復する迄は、こちら側に頼るしか無さそうです・・・。


次はお隣『千歳』
ここ何回かのレポートでお伝えしている、インサイド~ミドル手前迄が深目な地形に大きな変化は見られませんが、取材時(10/9)は、サイズも肩前後で潮も少な目な時間帯でしたので、正面を中心に1~2アクションを入れられるコンディションでした!
引き続き極端にサイズが無く、潮の多い時間帯を除けば、そこそこ楽しめる地形はキープされている様です。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。
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・10月9日(火)、ロータイド約1時間50分前の右寄り。
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こちらは正面寄りに比べ更にミドル付近が深目の様で、厚目の波が目立ちました。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間50前の左寄り。
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こちらも右寄り同様深目で、ダラダラ気味のブレークが目立ちました。

以前よりは砂に埋もれた様ですが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。
・インサイドのリーフ。
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そして和田方面『花籠』
個人的な話で恐縮ですが、前回(10/3)更新のあと昨日(10/9)迄の一週間で4回も、こちらでサーフしていますが「良い波」でした!
インサイドから数メーターは深目ですが、しばらくすると歩ける程に浅くなっていて、そのままミドル付近迄程良い深さになっていました。
ロータイド時はワイドブレークが目立ちますので、お勧めの時間帯としてはミドル~ロータイド手前迄となります。
尚、ハイタイド時はショルダーが厚く短目でコンディションを落としがちです・・・。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間40分前の正面。
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メローな良い波ですねえ・・・。

右寄りは、地形の大きな変化は見られず、インサイド~ミドル手前が若干深目のままでした。
ファーストブレークで1~2アクション、その後ウネリに戻りがちでした・・・。
引き続きお勧めの潮回りとしては、ロータイド近辺となります。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間40分前の右寄り。
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しばらく右寄りには、正面が駄目な時に助けられていましたが、ここ最近は正面の地形の上向きにともない、サーファーもまばらになっています。


続いて『大原駐車場前』
以前と変わらずインサイド~ミドル手前が深目のままで、ミドルでのブレークはウネリに戻りインサイド迄は繋がりませんでした。
それでもミドル付近のバンクは何箇所かは有るので、極端にサイズが無く潮の多い時間帯を除けば、そこそこ楽しめる地形はキープされている様です。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。
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そして最後に『白渚』
まずは河口寄り。
以前からお伝えしている、インサイド~ミドル手前が深目な地形には大きな変化は無さそうでしたが、サイズと潮回りそしてウネリの向きが合っていたのでしょうか!?ミドルからショルダーの張った素晴らしい波がブレークしていました!
先程も述べた様にインサイド~ミドル手前が深目なので、インサイド迄は繋がりませんが、十分アクションを入れて楽しめていました。
引き続き、胸以上のサイズが有り潮の少な目な時間帯でしたら、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。
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そしてS&S寄り。
こちらは、ここ何回かのレポートでお伝えしている通り、まずまずの地形をキープしていますので、そこ迄サイズや潮回りに大きく左右されずに楽しめています。
そんな中でもお勧めは、潮の少な目な時間帯となります。
・10月9日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。
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花籠・白渚と地形が回復しつつ有りますので、北寄りの風が多くなる今後に期待したいところです!

以上が、今週(10/9チェック)の当エリアの地形概況となります。

それでは最後に水温です。
天気の良い日中でしたら「スプリング」や「シーガル」冷え込みの強い朝や晩でしたら「3mmジャーフル」と言ったところでしょうか・・・。

今回は以上となります。
それではまた来週(水or木)にお届け致します。
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