南房総エリア
2018-10-24 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「台風が10月に1個も発生しないのは、統計を取り始めてから史上初」との事でしたが、皆さんご存知の通り22日未明に「26号」が発生しました。
まだ今日(10/24)現在、日本列島から離れており各気象情報機関共、正確な進路は定まってはおらずその動向から目が離せません・・・。
と言う事で、「地形レポート(10/23火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いていた「ミドル付近が深目な地形」ですが、ようやくこの辺りにも砂が突き始め、インサイド~ミドル迄が平らな浅目の地形に変化した様です。
・10月23日(火)、ジャストロータイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらは以前と変わらず、インサイド~ミドル付近迄が適度な浅さをキープしていて、まずまずの地形となっています。
ただし、ここ一週間(18~23日)は、連日に渡り北もしくは北東よりオンショアの為、厳しいコンディションが続いてしまっています。
お勧めの時間帯としては、ミドルタイド~ロータイド近辺迄となる様です。
・10月23日(火)、ジャストロータイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
基本的にはインサイド~ミドル付近迄が、深目な地形に変化は見られませんでしたが、ほぼロータイドで潮も少なく、サイズも胸~肩とそこそこ有りましたので、厚目ながら3ピーク共アクションを入れて楽しめていました!
引き続き極端にサイズが無く潮の多い時間帯を除けば、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・10月23日(火)、ロータイド約10分後の正面。

・10月23日(火)、ロータイド約10分後の右寄り。

・10月23日(火)、ロータイド約10分後の左寄り。

以前よりは砂に埋もれた様ですが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。


そして和田方面『花籠』。
ここ最近は私もちょくちょくこちらで入っていますが、北・北東の風が強い時はとにかく正面から右(千歳方面)へのカレントが強烈です・・・。
常にパドルをしていないと、アッという間にピークから外れて流されてしまいます。
地形的にはやはりインサイド近辺は深目ですが、ミドルには良いバンクが何箇所か有り、岸迄は乗り継げませんが充分アクションを入れて楽しめています!
ロータイド近辺は、速目のワイドブレークとなってしまいますので、お勧めの潮回りはミドルタイド前後となります。
・10月23日(火)、ロータイド約20分後の正面。

右寄りは以前からお伝えしている通り、インサイド~ミドル手前が深目ですので、ロータイド時でも正面程ワイドブレークにはならず、まずまずのコンディションでした。
・10月23日(火)、ロータイド約20分後の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは以前と変わらず、インサイド~ミドル手前は深目のままですが、以前から何箇所か有るミドルのバンクでは、潮の少ない時間帯と言う事も有り、ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
引き続き、潮の多目な時間帯はお勧め出来ません。
・10月23日(火)、ロータイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
今回(10/23)の取材時も、インサイド~ミドル手前が深目な地形に変化は見られませんでしたが、潮の少ない時間帯でサイズもそこそこ有りましたので、ミドルのバンクで充分アクションを入れながら乗れていました!
・10月23日(火)、ロータイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
前回(10/17)更新後、私も何度かこちらで入りましたが、インサイド寄りも大分砂が付き浅くなっていました。
コンディション的には頭前後のレフトブレークを中心に、中々のグッドウエーブで楽しめましたが、ピークがかなり沖合いなのとやはり強烈なカレントで、連日のパドルで背中がパンパンになりました(涙)
・10月23日(火)、ロータイド約40分後のS&S寄り。

取材時(10/23)は、平日にも関わらず70人前後と混雑気味でした!
以上が、今週(10/23チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。水温は高目ですので、天気の良い日中でしたら「シーガル」や「ロングスプリング」で快適に過ごせますが、寒がりの方等は念の為「3mmジャーフル」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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