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『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』開幕!

2018-10-28 更新
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今年9月に愛知県田原市、通称「伊良湖」のロングビーチを舞台に開催された年齢オープンの『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』では日本が初の団体金メダルを獲得して大きな話題になっていましたが、あれから約1ヶ月、18歳以下のジュニアによる『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』がカリフォルニア・ハンティントンビーチで10月27日〜11月4日に開催。

現地時間10月27日にオープニングセレモニーが行われた後、ビーチに移動してコンテストがスタート。
この日はダブルバンクで18歳以下のボーイズ、R1の11ヒート。16歳以下のボーイズ、R1の12ヒートが進行しました。

昨年、宮崎のお倉ヶ浜で開催された同イベントでは41カ国と参加国の最多記録を更新していましたが、今年はそれを上回る44カ国、361名が参加。
『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』同様に出場枠が男女平等となり、1カ国あたり最大男女各3名が出場可能。
女子の参加者数は過去最高記録の2016年104名を大幅に上回る154名がエントリーしています。

オープニングセレモニーにはスポンサーの『VISSLA』のポール・ノーデ代表、ハンティントンビーチのマイク・ポージー市長。
『Visit Huntington Beach』と呼ばれる観光を促進するマーケット組織の代表、ケリー・ミラー氏が訪問。

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(日本代表「波乗りジャパン」)

■ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏のスピーチ

「過去最大の規模となった“VISSLA ISA Juniors”にようこそ!私はジュニアのサーフィンの力を信じてサポートしてくれている“VISSLA”に大きな感謝をしたい。そして、私達に力を貸し、波を開放してくれるハンティントンビーチの皆さんにも感謝します。このビーチは長年に渡ってISAの歴史の一部になっています。1996年にこのピアで初めて’World Surfing Games’のメダルの授与が行われました。IOC(国際オリンピック委員会)のメンバーが初めて参加したサーフィンイベントでもあり、あれが20年後のオリンピック開催の種をまくことになりました」

「この中に2年後の2020年東京オリンピックで第一回目の代表になる選手がいるかもしれない。多くの政府は互いに問題を抱えていますが、私達は違う。ここに集まった皆は平和に一緒にサーフィンをすることが出来るのです。この一週間、全力でサーフィンすると同時に友人と再会したり、新しい友人を作ったりしてカリフォルニア、ハンティントンビーチのアンバサダーとして帰宅して欲しいと思います」

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(サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー 安室丈&上山キアヌ)

オープニングセレモニーの恒例となっている各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめ、サーフィンを愛する参加国の選手の絆を象徴する儀式「サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー」は1996年にハンティントンビーチで開催された『World Surfing Games』で初めて行われ、20年以上も続いています。

日本代表「波乗りジャパン」はお倉ヶ浜の16歳以下のボーイズで日本人として初の金メダルを獲得した安室丈が砂を運び、同クラスで銅メダルを獲得した上山キアヌが旗手を務めていました。

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コンテスト初日は十分なサイズの南西〜南南西ウネリが続いたものの、西〜南西風の影響が入った難しいコンディション。

「波乗りジャパン」のライバル、オーストラリアは18歳以下ボーイズ、16歳以下ボーイズ共に2名が1位通過と幸先良いスタート。
「波乗りジャパン」は16歳以下ボーイズで伊東李安琉のみ初日のヒートを戦い、13.93のハイエストヒートスコアを出して1位通過を果たしています。

1週間に渡ってメダル獲得のため、自国への誇りのために開催される『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』
歴史や詳しいルールなどは以下を参考に。

見どころ徹底解説!

なお、コンテストは現地時間7:30〜17:00(日本時間は翌0:30〜10:00)に開催され、公式サイトでライブ中継が配信されます。

2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
オフィシャルサイト





photo:ISA


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