南房総エリア
2018-10-31 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先週の22日未明に発生した「台風26号」ですが、サイパンやフィリピンに甚大な被害をもたらしたのち、進路を北寄りに変え南シナ海を進んでおり、日本列島へ接近する可能性もゼロでは無い様ですのでまだまだ気が抜けません・・・。
「地形レポート(10/30火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いていた「ミドル付近が深目な地形」が平らな浅目の地形に変化した事は、前回(10/24更新分)のレポートでお伝えしましたが、今回(10/30)の取材時も、そのままの浅目な地形をキープしていました。
お勧めの時間帯としてはミドルタイド前後ですが、今週(29W~)の日中は潮が多目な時間帯が長く、ロータイド時でも大きく引かないので、そこ迄ワイドな速目のブレークとはならずに楽しめる様です。
・10月30日(火)、ジャストハイタイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらはインサイド~ミドル手前が、若干深目になってしまった様で潮の多い時間帯ですと、ショルダーが続かずダラダラのブレークとなってしまいます。
特にサイズが無い時は厳しいコンディションとなってしまいます・・・。
お勧めの時間帯としては、ミドルタイド~ロータイド近辺迄となる様です。
・10月30日(火)、ジャストハイタイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
取材時(10/30)は、千歳が駄目なパターンの「サイズが無く潮の多い時間帯」に、残念ながらドンピシャ!
ウネリは筋張って来るものの中々ブレークせず、ようやくテイクオフ出来てもダラ~っと消えてしまい1ターンもままなりませんでした。
3ピーク共インサイド~ミドル手前が、かなり深目になってしまっている様ですねえ・・・。
それでも腹~胸以上のサイズで潮の少ない時間帯でしたら、厚目ながら楽しめる地形は引き続きキープしている様です。
・10月30日(火)、ハイタイド約10分後の正面。



今回の取材時はハイタイド時でしたので、露出はしていませんでしたが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。
・10月30日(火)、インサイドのリーフ。


そして和田方面『花籠』。
取材時(10/30)は、強目のサイドオンショアに煽られ潮も多目な時間帯でしたので、コンディション的にはイマイチでしたが、ミドルのバンクではしっかりと反応していましたので、地形の大きな変化は無い様です。
引き続きお勧めの潮回りは、ミドルタイド前後となります。
・10月30日(火)、ハイタイド約20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは以前と変わらず、インサイド~ミドル手前は深目のままでしたが、潮の多い時間帯ながらミドルのバンクでは反応していましたので、引き続き極端にサイズが無く潮の多い時間帯を除けば、そこそこ楽しめる地形はキープしている様です・・・。
・10月30日(火)、ハイタイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも強目のサイドオンショアの影響で、波もあまり良く無く誰も入っていませんでしたが、潮の多い時間ながらミドルのバンクでは反応していましたので、引き続き、腹~胸以上のサイズで潮の少な目な時間帯を中心に、楽しめる地形となっている様です!
・10月30日(火)、ハイタイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも風に煽られてはいましたが、いつもの「レフトブレーク」は健在でしたので、以前と変わらず、この辺りのバンクはキープされている様です。
お勧めの時間帯としては、ミドルタイド~ロータイド手前迄となる様です。
・10月30日(火)、ハイタイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(10/30チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
先週末(10/27)から昨日(10/30)迄「南西寄り」の風が続きましたが、水温は幸いな事に低下しておらず、引き続き天気の良い日中でしたら「シーガル」や「ロングスプリング」でも快適に過ごせますが、念の為「3mmジャーフル」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
それではまた来週(水or木)にお届け致します。
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