波乗りジャパンが遂に単独トップ!『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』7日目
2018-11-03 更新
現地時間11月2日、カリフォルニア・ハンティントンビーチを舞台とした『2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』は7日目。
前半に十分あった南南西ウネリが弱まり、2-3ftレンジで波数も少ない難しい状況の中、リパチャージのR5からR7。
その後、国別対抗リレーレース「Aloha Cup」のSFが行われました。
リパチャージ(詳細は以下で)は各ヒートの3位以下の選手がもう一度チャンスを与えられるISAイベント独自のフォーマット。
見どころ徹底解説!
日本代表「波乗りジャパン」
ボーイズ18歳以下は森友二はリパチャージR6、R7共に2位通過でリパチャージR8進出。
16歳以下では伊東李安琉、金沢呂偉がリパチャージR7進出。
平原颯馬はリパチャージR5で敗退、個人29位。
ガールズ18歳以下は西元ジュリがリパチャージR8進出を決めた一方、川合美乃里はリパチャージR6で敗退で個人16位。
16歳以下では中塩佳那はリパチャージR6で敗退、個人13位。
これで残っているのはメインラウンドが上山キアヌ久里朱、安室丈、野中美波、松田詩野、脇田紗良の5名。
リパチャージは森友二、伊東李安琉、金沢呂偉、西元ジュリの4名。
日本代表は12名中、9名がまだイベントに残っており、6日目の時点でタイだったアメリカ代表を53ポイントと僅かに抜いて単独トップに!
3位にハワイ、4位オーストラリアの順位は変わらず、伊良湖での年齢オープンの『2018 Urban Research ISA World Surfing Games』の団体金メダル獲得に続き、初のジュニアでの団体金メダル獲得が現実的になってきました。
リパチャージの後に行われた国別対抗リレーレース「Aloha Cup」のSF。
日本は昨年のお倉ヶ浜で金メダル獲得と得意分野でもあります。
参加国は前大会、お倉ヶ浜での上位8カ国。
今年はアメリカ、オーストラリア、フランス、アルゼンチン。
ハワイ、日本、ブラジル、コスタリカ。
SFは4カ国×2ヒート。
1ヒート45分。
1チーム、ボーイズ2名、ガールズ2名の合計4名。
一人が3本の波に乗って岸に戻り、設置されたテントで次の選手にバトンタッチするルール。
制限時間内で良い波をセレクトする技術が鍵。
選び過ぎても時間のロス、悪い波に乗ってしまうとスコアが伸びずと難しい勝負でもあります。
SFのH1はアメリカ、オーストラリア、フランス、アルゼンチンが戦い、アメリカとフランスがファイナル進出。
「Aloha Cup」は毎回開催国が強い傾向にあり、アメリカはコロヘ・アンディーノ、ブレット・シンプソン、コートニー・コンローグとスター選手のサポーターの応援もあって圧勝。
6日目に引き続き、ブレットはISAのインタビューにも答えています。
「自分もISAのイベントでサーフィンしてきた。世界中のサーファーと沢山戦う経験を得ることが大好きだったよ。ここにはアメリカを応援に来たけど、アドバイスを求めてくれば、どの国のアスリートでも関係なく助けるよ」
SFのH2はハワイ、日本、ブラジル、コスタリカ。
日本は中塩佳那、上山キアヌ 久里朱、松田誌野、安室丈が出場。
ジェイソン・シバタ率いるハワイ代表がトップでブラジルと日本の2位争い。クロスゲームでしたが、アンカーの安室丈が2本の7ポイント台を重ねて2位となり、ファイナル進出を決めました!
現地時間11月3日もコンテストは進行、メインラウンドのR5。
リパチャージR8、R9。
国別対抗リレーレース「Aloha Cup」のファイナルが行われる予定。
7:30〜17:00(日本時間は翌0:30〜10:00)に開催され、公式サイトでライブ中継が配信されます。
2018 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship
オフィシャルサイト
photo:ISA
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