南房総エリア
2018-11-21 更新
皆さん、こんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

昨日(11/20)季節外れの台風28号が発生しましたが、進路予想進路図を見る限り日本への直接的な影響は無さそうです。
前回(11/14更新分)のレポートでもお伝えしましたが、ここ数週間はサイズ的にはそこそこ恵まれている南房総エリアですが、そんな中でも風向きや地形の良いポイントを中心に、混雑傾向に有る様です・・・。
「地形レポート(11/20火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
以前と変わらず、引き続きインサイド~ミドル付近迄が、平らな浅目の地形となっていますので、ロータイド近辺はピークワイドな速目のブレークかダンパー気味のコンディションとなってしまいます。
お勧めの潮回りとしては、ミドルタイド前後となります。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

ここ数週間は北~北東よりのオンショアの影響を受け、中々良いコンディションに恵まれていませんでしたが、一昨日(11/19月曜日)の午前中は、風の影響を受ける事無く久し振りのファンウェーブでした!
・11月19日(月)

そして教習所側。
こちら側は、引き続きインサイド~ミドル手前迄が深目の地形の様ですが、今回(11/20)の取材時は、ほぼロータイド時でしたのでファーストブレークの後も、ウネリに戻る事無くインサイド迄スープは続いていました。
お勧めの潮回りとしては、ロータイド~ミドル手前辺りと言ったところでしょうか・・・。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時(11/20)は、ほぼロータイド時でサイズも胸前後と有りましので、そこそこアクションを入れながら乗れていました!
ただし、やはりインサイド~ミドル手前迄は深目な地形のままの様でした・・・。
引き続き、ある程度のサイズと潮の少ない時間帯がマッチすれば、まずまず楽しめる地形はキープされています。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。



以前に比べ大分砂に埋れた様ですが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
しばらく続いた「ドン深」が9月の中旬辺りから解消され、地形が回復し始め今に至りますが、引き続きミドル付近のバンクはキープされていて、潮の少な目な時間帯を中心に楽しめています。
ただやはり、インサイド寄りには所々深目な地形が有る様で、潮の多目な時間帯はコンディションを落としてしまいます。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
今回(11/20)は潮少ない時間帯でのチェックでしたので、風の影響を受けながらもショルダーの張ったまずまずの波がブレークしていました!
スープもウネリに戻る事無くインサイド迄続いていましたので、お勧めの潮回りはロータイド近辺となる様です。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
潮の少ない時間帯でのチェックでしたが、ミドル付近でのバンクで反応はするもののファーストブレークの後、ウネリに戻り消えてしまっていました。
今回もインサイド~ミドル手前が深目な地形に変化は見られませんでした・・・。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらはインサイド~ミドル手前迄がまだ若干深目の様ですが、ミドル付近には何箇所か良いバンクが有りますので、サイズと風向きによっては、中々のグッドコンディションとなりサーファーを集めています。
お勧めの潮回りとしては、ミドル~ロータイド手前となります。
・11月20日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(11/20チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
巷では「初雪」や「木枯らし1号」はいつ等のワードが目立つ様になりましたが、温暖な南房総では水温はそこ迄低下してはおらず、しばらくは「3mmジャーフル」で快適に過ごせそうです。
今回は以上となります。
それではまた来週(水or木)にお届け致します。
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