南房総エリア
2018-12-05 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

12月に入りいよいよウインターシーズン到来かと身構えましたが、昨日(4日)等は ロンT一枚で汗ばむ程で、温暖な南房総だからかなと思いきや全国的な状況だった様で、夏日を記録した地域も有り「師走の夏日」到来と言う事でニュースになる程。
海に入る身としては、少しでも暖かいに越した事は無いですが、その暖かさも今日(5日)迄で、明日(12/6)から週末(12/8・9)にかけて徐々に例年並みの冬に戻るそうです・・・。
と言う事で、「地形レポート(12/4火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いていたインサイド~ミドル付近迄が浅目な地形ですが、ここ一週間(11/29~12/4)の間に度重なる雨により更に砂が堆積したようで浅目を通り越して、浅過ぎになってしまった様で潮の少ない時間帯は速目のワイドブレーク、もしくはダンパーのみとなってしまいます。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
しばらく続いていたインサイド~ミドル手前迄が深目な地形ですが、こちらへも砂が付き出し適度な浅さになった様で、潮の少ない時間帯でも監視所側程ワイドブレークにならずに楽しめています。
お勧めの潮回りとしては、ロータイド~ミドルタイド辺りとなる様です。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
先日、こちらで潮の多目な時間帯に入りましたが、首まで水に浸かるセクションも有る程で、インサイド~ミドル手前迄はかなり深目でした。
それでもミドル付近のバンクでは反応していましたので、ファーストブレークで1アクションは出来ました。
今回(12/4)の取材時は風(サイドオフ)もまだ弱目で、サイズも肩前後で潮の少な目な時間帯でしたので、ここ最近の千歳のベストコンディションの条件に当てはまり、ショルダーの張り具合もまずまずの、ファンウエーブとなっていました!
引き続き、極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。

・12月4日(火)、ロータイド約1時間10分後の右寄り。


以前に比べ大分砂に埋れた様ですが、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
こちらも雨の影響で河口から土砂が流出し、インサイド寄りの深目な地形は解消されて遠浅な地形に変化した様です。
そのせいか、潮の少な目な時間帯は速目なワイドブレークが目立ちます。
お勧めの潮回りは、ミドルタイド前後となる様です。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
前回(11/28更新分)のレポートで、しばらく続いていたインサイド付近の深目な地形は解消されました。と、お伝えしましたが今回(12/4)の取材時も遠浅気味の良い地形はキープされている様で、まずまずのコンディションでした。
潮の少な目な時間帯だったせいか、速目のブレークが目立ちました。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
潮の少な目な時間帯でのチェックでしたので、ミドル付近のバンクでは1~2アクションを入れられそうな波がブレークしていました。
インサイド~ミドル手前は深目なのは改善はされてはいませんが、潮の少な目な時間帯である程度のサイズが有れば、なんとか楽しめる地形はキープしている様です・・・。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも以前と変わらず、インサイド~ミドル手前迄はまだ深目のままですが、ミドル付近には何箇所か良いバンクが有りますので、ある程度のサイズが有れば、そこ迄潮回りに左右されずに楽しめる様です。
・12月4日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(12/4チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。引き続き水温は20度前後をキープしていますので「3mmジャーフル」を、お持ちになれば快適に過ごせると思います。
今回は以上となります。
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