南房総エリア
2018-12-19 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(12/12更新分)当コーナーの冒頭で、温暖な南房総エリアにも「ウインターシーズン到来」とお伝えしましたが、その寒さも17日(月曜日)辺りから緩み始め、今日(19日)等は風も弱くポカポカ陽気に恵まれています。
最近ではこの様な天候を「ジグザグ天気」と呼ぶそうですが、寒暖差が激しすぎるのも考えモノですね・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(12/18火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
しばらく続いている、インサイド~ミドル付近迄が浅目な地形は残念ながら変化は見られず、潮の少ない時間帯はかなりコンディションを落としてしまいます。
お勧めの潮回りは、ハイタイド~ミドルタイド近辺となります。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
河口周辺は監視所側とほぼ同じ様な状況で、潮の少ない時間帯はほぼワイドダンパーとなってしまいますが、もう少し北寄り(民宿小倉ボタンの前辺り)は、そこ迄浅くなっていないのでハイタイド以外でしたらそこそこ楽しめる地形はキープされています。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。(小倉ボタン前)

次はお隣『千歳』。
こちらはしばらく続いているインサイド~ミドル手前迄が、深目な地形に大きな変化は見られませんでしたが、今回の取材時(12/18)は潮の少な目な時間帯でしたので、今の千歳の地形ではベストコンディションと言っても過言では無い様な良い波でした。
引き続き、極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。



以前に比べ大分砂に埋れた様ですが、左寄りにはこの潮回りでも露出していましたので、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
前回(12/12更新分)レポートで「ミドル付近が深目になってしまったのでは!?」とお伝えしましたが、今回の取材時(12/18)を見る限り大丈夫そうですね。
むしろ浅過ぎるのか速目のブレークが目立ちましたので、ある程度潮の乗っかった時間帯の方が、コンディションは上向いて来る様です。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは引き続き、程良く遠浅な地形をキープしている様です。
今回も正面から左右に何箇所かバンクが有り、無人の海にファンウエーブがブレークしていました。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
取材時(12/18)は、潮の少な目な時間帯でサイズも胸前後と有りましたので、ファーストブレークで1~2アクションは入れられそうなコンディションでした。
ただし、以前と変わらず途中でウネリに戻ってしまっていましたので、この辺りが深目なままの様です。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
個人的な話で恐縮ですが、ここ二週間に渡りほぼ連日こちらでサーフしていますが、何度かグッドコンディションに恵まれました。
特にレフトブレークの良い日が多く、グーフィースタンスの私にはウハウハでした!
ミドル付近には数箇所バンクが有りますが、インサイド~ミドル手前は引き続き深目のままでした。
お勧めの時間帯としては、ミドル~ロータイド手前辺り迄となります。
・12月18日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(12/18チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。冒頭でも述べました様に、ここ数日はポカポカ陽気が続いていますので「3mm裏起毛」等が、ベストチョイスかと思いますが、お持ちで無い方は「セミドライ」をお勧めします。
今回は以上となります。
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