南房総エリア
2018-12-26 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今年も残すところあと一週間足らずとなり、本年最後の地形レポートとなります。
先日発表された年末恒例の今年の漢字は「災」でしたが、その通り自然災害の多い一年でした・・・。
そもそもサーフィンとは「波」という自然界のメカニズムの現象によって成り立つ行為ですので、どうしても「台風」や「低気圧」の発生に一喜一憂してしまいがちですが、常に「災害」とは紙一重と言う事も忘れずに行動せねばと思う次第です。
と言う事で、今年最後の「地形レポート(12/25火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
引き続き、インサイド~ミドル手前迄がかなり浅目な地形となっていますので、潮の少ない時間帯は速目なワイドブレークもしくは、ダンパーのみとなってしまいます。
・12月25日(火)、ジャストハイタイドの監視所側。

そして教習所側。
こちらも監視所側とほぼ同じ様な状況で、潮の少ない時間帯はかなりコンディションを落としてしまいます。
取材時はハイタイドでしたが、インサイドの地形に反応して、そこそこ乗れそうな波がブレークしていました!
・12月25日(火)、ジャストハイタイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時(12/25)も、インサイド~ミドル手前迄が深目な地形のままでしたが、そこそこサイズが有りましたので、潮の多い時間帯ながら何とか乗れそうな波がブレークしていました。
ただし、ショルダーの張らない厚目な波が目立ちました・・・。
引き続き、極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・12月25日(火)、ハイタイド約10分後の正面。



以前に比べ大分砂に埋れた様ですが、左寄りにはこの潮回りでも露出していましたので、

そして和田方面『花籠』。
こちらもほぼハイタイド時でのチェックとなりましたが、インサイドよりのバンクに反応して若干速目ながらショルダーの張った波がブレークしていました!
ロータイドに向かうに連れミドル付近のバンクにも反応して、コンディションは更に上向きそうでした。
・12月25日(火)、ハイタイド約20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは潮の多目な時間帯にも関わらず、しっかりとミドル付近で「Aフレーム」の波がブレークしていました!
引き続き、程良く遠浅な地形をキープしている様です。
・12月25日(火)、ハイタイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
潮の多目な時間帯でのチェックでしたが、サイズがそこそこ有りましたので、ファーストブレークでは1ターンは出来ていましたが、その後ウネリに戻り最後はショアーブレークとなっていました。
やはり、まだまだこの辺りが深目なのは変わってはいない様です。
・12月25日(火)、ハイタイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらもインサイド迄は乗り継げませんが、ミドルのバンクでは1~2アクションは出来ていました。
今後潮が引き出すに連れ、更にコンディションは上向いて来そうでした。
・12月25日(火)、ハイタイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(12/25チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
冬至も過ぎ少しずつですが日没が遅くなり始めましたが、逆に水温は徐々に低下気味でブーツを着用されている方も見かける様になりました。
ここは「セミドライ」をベースに、そろそろ「ブーツ」のご用意もと言ったところでしょうか・・・。
今回は以上となりますが、今年一年当コーナーをご愛読頂き有難うございました。
又、来年もよろしくお願い致します。
なお、年明け第一週(元日の週)はお休みを頂き、第二週(1/7週)の更新分よりお届けとなります。
それでは「良いお年をお迎え下さい」。
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