金沢呂偉が『Sunset Pro Junior』で優勝!
2019-01-20 更新
2019年初のハワイでのWSLイベント、『Sunset Pro Junior』が現地時間1月19日に開催。
公式4-6ftレンジ、トレードウィンドが強めに入った難しいサンセットビーチで金沢呂偉が快進撃を続けてファイナル進出。
4人ヒートのファイナルはグリフィン・コラピント(USA)の弟、クロスビー・コラピント(USA)が圧倒的にリードしていましたが、終了間際にプライオリティを利用してセットを掴み、フィニッシュまでメイク。このライディングに6.13がコールされ、0.03ポイント差で逆転勝利!
昨年の『Minami Boso Junior Pro』以来、2度目の優勝を決めました。
PHOTO:© WSL/Chlala
「とても嬉しいよ。ノースショアには約1ヶ月滞在して毎日ここサンセットでサーフィンしていたんだ。ファイナルは緊張したね。今年は世界中を旅したい。そして、シーズン後半にはハワイに戻ってきたいと思っている。一緒に滞在している家族や友人、支えてくれているスポンサーに感謝したい」
QFではハワイアン3人とのヒートで8.33のハイエストスコアをマークしていた金沢呂偉。
SF、ファイナル共に7ポイント台を出すなど安定したライディング、落ち着いた試合運びを見せていました。
PHOTO:© WSL/Chlala
まだ17歳のクロスビーは2016年からWSLのジュニアイベントに参加。
年々ランキングを上げて2018年は2度の優勝、北米リージョナルでは2位となり、兄グリフィンの跡を確実に辿っています。
「ラスト30秒でロイがスコアを出してしまったけど、プロジュニアでの2位という結果や、ここで初めてコンテストに参加した経験は素晴らしい。このラインナップでの戦い方を学ぶことが出来たし、コーチのケコア・バカルソの助けが本当に役立ったよ。昨年はフルでジュニアイベントを回り、全ての経験を積んだ後、ベテランのような気分になったんだ(笑) 次はここでのQSイベントを楽しみにしているよ」
クロスビー、金沢呂偉は同時開催のQS1,000『Sunset Open』にも出場。
その他、安室丈、大橋海人がトップシードとしてR3にクレジット。
R2には佐藤魁、大野修聖、黒川楓海都。
その他、多くの日本人選手が参加します。
ウェイティングピリオドは1月28日まで。
22日〜24日に新しいウネリが入る予報。
『Sunset Pro Junior』結果
1位 金沢呂偉(JPN)
2位 クロスビー・コラピント(USA)
3位 リーバイ・ヤング(HAW)
4位 エリ・ハンネマン(HAW)
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