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ウォールが180度伸びる世界初のフローライダー式ウェイブプール(WSMコラム)

2019-02-21 更新
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Photo: Flowrider

世界的に競争が激化しているモダンウェイブプール。まるで海で発生するような波を人工的に発生させるウェイブプールです。

そんなモダンウェイブプールの動きとは別に、特にヨーロッパで火が付き、世界的に再ブームの様相を呈しているのがフローライダー形式のウェイブプール。

昨年、日本でも大井町でオープンした「Citywave」のようなタイプで、固定された斜面に水を流すことから、英語では「Stationary Wave(静止した波)」と呼ばれています。

そんなフローライダー式ウェイブプールの大きな特徴は、モダンウェイブプールと比べて省スペースに設置可能な手軽さにあったのですが、その概念とは異なりニュータイプとなる「WaveOZ」をフローライダー社がローンチ。

すでに、ブラジル、プエルトリコ、ドバイのウォーターパークに設置されたという「WaveOZ」最大のポイントは、ウォールが180度広がるという世界初の試み(フェンスでエリアを区切って使用する場合もあり)。

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Photo: Flowrider

従来のフローライダーは狭いエリアにて、端から端まで目一杯使うアクティビティであったので、プロにとってはバラエティ豊かなトリックを行えることになるでしょう。

また、同ウェイブプールのもう一つ興味深いポイントとしては、浮輪やゴムボートのように表面がインフレータブル形式となっていてクッション性が高い事から、ワイプアウトしても安全だそうです。

モダンウェイブプール同様に進化を続けるフローライダー系ウェイブプール。ジャンルが少し違うとは言え、こちらも目が離せないウェイブプールではないでしょうか。



公式サイト「Flowrider

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