南房総エリア
2019-03-27 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

東京では21日の春分の日に「桜の開花」が発表され、報道番組等では「花見の話題」でもちきりですが、まだまだ朝晩は冷え込み日中との寒暖差に戸惑っています。
それでも水温も上がり出し「ウインターシーズン」の閉幕は、もうそこ迄来た感の有る南房総エリアです・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(3/26火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(3/20)の更新後に、何度か「おやッ地形復活か!?」と思わせる様なコンディションの時も有りましたが、それも結局潮の多い時間帯限定(ハイタイドを挟んで1~2時間のみ)で、ミドルタイドに向かうに連れダンパーに・・・。
とにかくミドル付近にバンクが出来てくれない事には、この状況は続いてしまいそうです。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちら側は引き続き、ミドル~ロータイド手前迄でしたらなんとか楽しめる地形はキープしています。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は潮の多目な時間帯で、ブレークしづらいコンディションでしたが、サイズが胸~肩前後は有りましたので、1~2アクションは入れて楽しめていました。
以前からお伝えしている通り、極端にサイズが無く(腰~腹以下)潮の多目な時間帯以外でしたら、まずまず楽しめる地形となっている様です。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。


・3月26日(火)、ハイタイド約2時間10分後の左寄り。

今回の取材時は、右寄りにもリーフが露出していましたので、今後は全体的に広がる可能性も有りますので、引き続きインサイドのリーフにはお気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
こちらは前回(3/19)の取材時から、大きな変化は見られず全体的に浅目な地形をキープしている様でした。
・3月26日(火)ハイタイド約2時間20分後の正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは花籠に比べて、更に浅目な地形になっている様で、ロータイド近辺はピークワイドな速目、もしくはダンパーブレークとなってしまいますので、お勧めの潮回りはミドル~ハイタイド手前迄となる様です。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続き全体的に浅目な、まずまずの地形はキープされています。
お勧めの潮回りとしては、ロータイドの上げ込みからミドルタイド近辺迄となる様です。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
今回(3/26)の取材時も、インサイド~ミドル手前が深目な地形に変化は見られませんでしたが、ミドル付近のバンクは健在で、厚目ながら写真の様な波がブレークしていました!
お勧めの潮回りは、ミドル~ロータイド近辺と言ったところでしょうか・・・。
・3月26日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(3/26チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
冒頭でも触れた通り水温は上がり出し、ほとんどの方が「ノーブーツ」となって来ましたが、引き続き「セミドライ」をベースに念の為「ブーツ」も、お持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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