南房総エリア
2019-04-17 更新
皆さん、こんにちは!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

寒の戻りを繰り返しながら、4/13~14日辺りからは暖かな日が続き、ようやく春めいて来た南房総エリア。
これからは日本全国津々浦々で、大・小、プロ・アマ含めて様々なコンテストが始まりますが、なんと言っても特筆すべきは、来年の「東京2020」では「サーフィン」が、史上初のオリンピック種目となり、我々に馴染みの深い『釣ヶ崎海岸(志田下)』で行なわれます。
次世代を担う子供達が一人でも多くサーフィンに興味を持ち、トライしてもらえればなと思う次第です・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(4/16火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
まずは朗報!! 先週末13日(土)辺りから、ミドル付近にも砂が突き出した様で、ロータイドやハイタイドを避けた時間帯でしたら、そこそこ楽しめる地形に上向いて来ました!
今回の地形の悪化は昨年の12月辺りからですので、回復迄長かったですねえ・・・。
ただ、以前からお伝えしている通り「良くも悪くもコロコロ地形が変わりやすい」ので、しばらくは見守りたいと思います。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらは監視所側に比べれば、今迄も潮回りを考慮すればそこそこ出来ていましたが、引き続き潮の少な目な時間帯を中心に、楽しめる地形はキープしている様です。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回(4/16)の取材時は、千歳のコンディションが上向く条件の「胸~肩以上のサイズ」で「潮の少な目な時間帯」にドンピシャでしたので、少し風は合ってはいませんでしたが、3ピーク共ショルダーの張ったまずまずの波でした!
地形的にはまだインサイド~ミドル手前が、若干深目なままの様でしたが、引き続き極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、そこそこ楽しめる地形はキープしています。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間10分後の正面。



潮の少な目な時間帯でしたので、かなり露出していました。

そして和田方面『花籠』。
大きな地形の変化は見られず、全体的に程良く砂が付きまずまずの地形をキープしている様です。
お勧めの潮回りとしては、ミドル~ロータイド手前迄となる様です。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間20分後の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは以前からお伝えしている通り、全体的にかなり遠浅な地形ですので、ロータイド近辺は速目もしくはワイドダンパーとコンディションを落としてしまいますので、お勧めの潮回りとしては、ミドルタイド~ハイタイド手前迄となります・・・。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも、引き続きまずまずの良い地形をキープしている様で、サイドオンの風の影響も受けながらも、写真の様なショルダーの張った良い波がブレークしていました!
お勧めの潮回りとしては、ミドル~ロータイド手前迄となる様です。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは潮の少な目な時間帯でしたので、ミドルのピークではアクションを入れながら乗れていましたが、やはりインサイド~ミドル手前がまだまだ深目な様で、途中で消えてしまいウネリに戻りがちでした。
・4月16日(火)、ロータイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(4/16チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ココ最近、周りには「3mmジャーフル」の方がチラホラ、私も試しに15日(月)に「3mmジャーフル」で恐る恐る入りましたが、全く問題無かったですね。 むしろ例年に比べて遅い位かな!?
まあそこは個人差が有りますし、早朝や夕方の事も考慮して「3mmジャーフル」+「セミドライ」を、お持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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