非会員上部PR枠用
 

ウェイブプールの未来は各サーファー好みにカスタマイズ可能?(WSMコラム)

2019-04-18 更新
wsm1904BSR1
終わりなきレースに突入したかのようにバージョンアップが繰り返され、加熱している世界のウェイブプールシーン。

いずれのウェイブプールも絵に描いたようなパーフェクトウェイブを追求しながら、サーフランチならばロングバレル、BSRサーフリゾートならばエアセクションと特徴があります。

ただし、目玉となるタイプの人工波はあくまでもアピールといった感じで、実際にウェイブプールを訪れるサーファーはそれぞれにレベルが異なり、求める波も微妙に違うはず。

特に中級以上のサーファーでウェイブプールを訪れる場合、マシンウェイブという特性を生かした反復練習をしたいはずで、エアー、バレル、ターンとマニューバは様々。

そこで、BSRサーフリゾートに造波装置「PerfectSwell」を提供しているアメリカン・ウェイブ・マシーン社の創業者、ブルース・マクファーランドがサーファー誌のインタビュー記事で興味深い内容を口にしているので紹介します。

将来的には造波装置の技術と共にユーザーインタラクションが進化し、オンラインもしくはPerfectSwellアプリを通じてセッションに変化をもたらすことができるようになる可能性もあるね。

まだ一般向けにはリリースしていないんだけど、実はすでに同アプリを開発していて、アプリと造波装置を連動させたいって思ってる。

そうすれば、サーファーは波のタイプを選んだりデザインを多少変化させることができるようになり、より自分好みのカスタマイズした波を楽しむことができるようになるから。

かなり突飛な考えのように聞こえるかもしれないけど、今じゃあらゆるものがスマートフォンとかのデバイスと連動してるでしょう。

だからこそ、ウェイブプールの未来における大きなキーワードになってくると思うんだ。


wsm1904BSR2

何とも大胆な未来予想図のようにも思えますが、実際にBSRサーフリゾートでは管理棟でプログラムされた波のタイプのボタンを押すだけで変更可能。ということは、実際にはさほど難しい事ではないのかもしれません。

ますます可能性が広がるウェイブプール。アプリを通してカスタマイズが可能となれば、今度はユーザーによる波のシミュレーションが可能になるのではと夢は尽きません。

All Photos by BSR Cable Park

World Surf Movies


https://world-surf-movies.com

BCM限定コラムのバックナンバーはコチラ


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。