南房総エリア
2019-05-08 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「平成」から「令和」にかけての10日間に及ぶ大型連休も昨日(6日)で終わりましたが、皆さんはどこかで良い波に巡り会えましたか!?
かく言う私は連日仕事でしたので、ホームの千倉から一歩も外へ出ませんでしたが(笑)
海の混み具合としては、休みが長いので分散していたのか、例年に比べそこ迄の目立った混雑は見られず、特に前半は天気の影響も有ったのか、どこのポイントもいつもの週末よりもむしろ空いていた様でした・・・。
「令和」最初の「地形レポート(5/7火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(4/24更新)のレポートで「春先の地形」が決まり出した。と、お伝えしましたが5月に入ってからは中潮~大潮周りでしたので、潮が引き出すと一気に切れ目のほとんど無いワイドダンパーとなり、大きくコンディションを落としていました。
今の地形ですとコンディションが上向くのは、ハイタイドを挟んだ2~3時間に限定されてしまいます。
まだまだ「完全復活」とはいかない様です・・・。
・5月7日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは監視所側と間逆な地形になっている様で、潮が多目になるに連れブレークしづらくなり、バックウオッシュも入り出してしまいます。
お勧めの潮回りは、ロータイド~ミドルタイド近辺となります。
・5月7日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回(5/7)の取材時は潮の少な目な時間帯で、サイズ的に肩前後は有りましたので、オンショアの影響を受けながらも、3ピーク共まずまずのコンディションでした。
引き続き、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、そこそこ楽しめる地形はキープされている様です!
・5月7日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。



今回の取材時は右側のインサイド↓にも、かなりリーフが露出していましたので

そして和田方面『花籠』。
冒頭でも述べましたが、連休中はずっと千倉に籠もっていましたので、前回(4/23 )のチェックから2週間振りに訪れましたが、以前と変わらず、適度な水深を保った地形をキープしている様です。
引き続きお勧めの潮回りは、ミドル~ロータイド手前迄となる様です。
・5月7日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも以前から続いている、全体的に浅目な良い地形はキープされている様です。
今回(5/7)の取材時は、強目のサイドオンの風を受けながらも、まずまずの波がブレークしていました!
お勧めの潮回りは、ミドル~ハイタイド手前辺りとなる様です。
・5月7日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
ここしばらく続いている、全体的に浅目な良い地形はキープされている様でしたので、風の影響を受けながらも、アクションを入れながら乗れていました!
こちらのお勧めの潮回りは、ミドル~ロータイド手前迄となる様です。
・5月7日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
かなり潮の少な目な時間帯でのチェックでしたので、以前から続いている「インサイド~ミドル手前が深目な地形」は、ほとんど気になりませんでしたが、2週間でその辺りが改善されたのかどうか、次回のレポートで詳しくお伝え出来ればと思います。
・5月7日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(5/7チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
今年は例年に比べて水温の上昇が遅めな様な気がします。日によっては初夏の様な陽気に誘われて「シーガル」や「ロングスプリング」の方もいましたが・・・。
基本は「3mmジャーフル」で問題ないと思いますが、早朝や天気の悪い日等の事を考えて念の為「セミドライ」も、お持ちになれば安心ですね!
今回は以上となります。
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