南房総エリア
2019-05-22 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回の更新の翌日16日(木)辺りから、東海上に有る高気圧からの吹き出しによるスエルが反応し始め、外房エリアは勿論の事、平砂浦方面にもそのスエルが回り込み週末(5/18・19)にかけて続いていた様です・・・。
そして取材日の21日は、まるで「台風」接近時の様な暴風雨の中でのチェックとなりましたが、当エリアほぼ全域に渡りクローズアウト。
これがいわゆる「メイストーム」ですね・・・。
と言う事で、「地形レポート(5/21火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回(5/21)の取材時で唯一南寄りの風をかわしていて、この時点ではまだギリギリ出来そうでしたが、実際入ったらかなりのハードコンディションかと・・・。
今まである程度サイズが有っても、反応しづらかったミドル~アウトよりですが今回はブレークしていましたので、今後に期待が持てそうです!
・5月21日(火)、ロータイド約3時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらも一見出来そうですが、上級者やプロサーファー限定ですね。
引き続き、ロータイド~ミドルタイド近辺でしたら、楽しめる地形はキープされています!
・5月21日(火)、ロータイド約3時間前の教習所側。

前回(5/15更新)のレポートでお伝えした、北寄りのバンクも健在です。
北寄りのバンク。

※ここでお知らせです。今週末25~26日は、JPSAロングボード第2戦「9GATES千倉プロ」が開催されますので、ポイント及び駐車場規制に、ご理解・ご協力の程よろしくお願い致します。
次はお隣『千歳』。
こちらは完全なクローズアウトでのチェックとなりましたが、大きな地形の変化は無さそうですね
引き続き極端にサイズが無く潮の多い時間帯以外でしたら、楽しめる地形となっている様です。
・5月21日(火)、ロータイド約2時間50分前の正面。



引き続き、全域に渡るインサイドのリーフにはくれぐれもお気をつけ下さい。

そして和田方面『花籠』。
和田方面は、千歳よりも更に南寄りのオンショアの影響を受け見渡す限り真っ白状態・・・。
スープの感じからして、深目になっている箇所は見受けられませんでしたので、大きな地形の変化は無さそうです。
その辺りは次回のレポートで詳しくお伝え出来ればと思います。
・5月21日(火)、ロータイド約2時間40分前の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
こちらも花籠同様スープでの判断となりますが、しばらく続いている全体的に浅目な良い地形はキープされている様です。
・5月21日(火)、ロータイド約2時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
同じ和田方面でも、花籠・大原に比べて更にサイズも有り荒れ狂っていました。
一見、一直線に見える海岸線ですが、花籠・大原方面より更に南寄りを向いていて、ウネリをまともに受けるのではと思います・・・。
この状況ですと、河口・S&S寄り共地形が変わってしまうのではと危惧されますが、その辺りは次回のレポートで、詳しくお伝え出来ればと思います!
・5月21日(火)、ロータイド約2時間20分前の河口寄り。


以上が、今週(5/21チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
私事ですが、「シーガル」デビューしました。
天気の良い日中でしたので快適に過ごせましたが、朝晩等の事を考慮して「3mmジャーフル」をベースに、そろそろ「シーガル」等もお持ちになられてはと思います。
今回は以上となります。
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