『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』開幕!
2019-05-27 更新
中国・海南島の美しいレフトブレイク「日月湾」で開催された昨年の22ヶ国71名よりも更に多い31ヶ国、102名(直前に1ヶ国2名がキャンセル)の最多記録を更新した『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』が現地時間5月26日に開幕!
恒例のパレードからオープニングセレモニーの後、6月2日にかけての長い戦いが火蓋を切りました。
今年の会場はフランスのビアリッツ「コート・デ・バスク」
『2017 ISA World Surfing Games』の会場となった「ラ・グランドプラージュ」とは岬を挟んで反対側にあり、1957年、ヨーロピアンサーフィンの発祥の地とも言わています。
歴史あるビアリッツの街からコート・デ・バスクまでの美しい海岸線をパレードした後、オープニングセレモニーでは各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめる「サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー」という、サーフィンを愛する参加国の選手の絆を象徴する儀式が行われ、日本代表はNSAの2018年グランドチャンピオン、椛沢実里が砂を箱におさめる役目を果たしていました。
『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』は『Lima 2019 Pan American Games』と『2019 ANOC World Beach Games』のクオリファイイベント。
2020年東京オリンピックでのサーフィン競技にロングボードはありませんが、2024年のパリオリンピック開催地であるフランスでの今回のイベントは世界中から注目を集めています。
オープニングセレモニーの後はウィメンズからコンテストが開始され、スモールコンディションに加えて風の影響も入った難しいコンディションでR1の12ヒート全てが終了。
日本代表の2名は共に開催国のフランス代表と対戦。
田岡なつみがオープニングヒートに登場してアリス・レモーンと共に2位でラウンドアップ。
ジャスティン・デュポンと同ヒートになった椛沢実里は3位でリパチャージ行きに...。
その他、ブラジルのクロエ・カルモン、アメリカのリンジー・ステインリード、ソレイユ・エリコ、オーストラリアのエミリー・レスブリッジがスコアを伸ばしてラウンドアップを決めています。
コンテスト2日目はメンズのR1が行われる予定。
日本代表は浜瀬海がH2、北村健一がH15に出場します。
『2019 ISA World Longboard Surfing Championship』公式サイト:https://www.isasurf.org/longboard/2019/en/
photo:ISA
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