2019-05-30 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

地形的には東浪見から一宮の区間で右側の堤防周辺に出現するレギュラーが安定して距離を乗れるブレイクがあり、比較すると潮の引きに向かう時間帯が素直な反応で人気だったと思います。
太東のレギュラーはロングボードにとって遊べる波が残り、 志田周辺のようなサイズの割りに走りやすい波質でショートボード向けなブレイクを含めて、このエリアは後半にサイズダウンしながらも広い範囲に狙える波があったと思います。
それでは、各ポイント毎の
地形レポートです!
【一宮】5/28火曜日の10時頃。潮の動きは小さいながらも上げに向かって満タンに近い時間帯での地形チェックでしたが、カレントが強まって地形がアウトに片寄った雰囲気が残り、全体的にミドルエリアからインサイドに差し掛かるセクションは複雑な反応が目立っていたようです。

胸以上のサイズが残るコンディションに対しては、アウトから距離を乗れる波があったものの、最近のワンサイズ下がった状態では途中でブレイクが途切れてしまうので、インサイドの地形に潮が来ている満タンに近い時間帯をメインに、手前のショアブレイクを狙った方が比較的乗りやすい波質で、形としてもピークを探し易かったと思います。

正面エリアに関しては、左側が特に荒れた状態となっているので、堤防周辺のアウトに地形が残る範囲を除いては反応が悪く、右側のようにリフォームして形になるショアブレイクがないので使える地形が限られて狙いにくい様子でした。

全体的にサイズが落ち着いてからは力の弱い波質となっていて、潮が引きに向かうタイミングでカレントや風の影響を受けやすく、反応はよくてもスムーズに乗れる波ではなかったと思います。
※9月30日(月)の6:00~15:00まで駐車場は有料となります。
【サンライズ】5/28火曜日の11時頃。潮は上げに向かって満タン寸前での地形チェックでしたが、胸前後のサイズが残っていた期間に関してはアウトの地形をメインにポイントを広く使えていたようですが、全体的にミドルエリアの地形がカレントによって削られ周りよりも深くなった状態なので、潮の多い時間帯での反応はありつつ、腹前後のサイズに対しては途中でブレイクが途切れてしまい、安定して乗れる地形がかなり限られていた印象です。

潮が引きに向かうタイミングになると左側~中央でもアウトがメインとなったブレイクが多くなりますが、カレントの影響を受けると更に乗りにくい波質になり、この日のコンディションでは潮のタイミングを合わせてもサイズ不足な様子となっていました。

前回(5/23更新)以降はひどく混雑していたものの右側のレギュラーに限りスムーズな反応で距離を乗れていましたが、全体的に一宮の正面左側と同じような状態でサイズ待ちですが、風向きやそれ以外の条件が合う日を狙うのも難しそうです。
【東浪見】火曜日5/28の11時半頃でした。満タンの潮止まりでの地形レポートで、全体的にミドルエリアの深い状態が残ってしまっているので、この日のような腹前後のサイズになると途中でブレイクが途切れる波が多い印象です。

最近の様子からは潮が少ない時間帯を狙っても力の弱い波質になり、カレントや日中では風に影響されてピークとしてのまとまりが悪く複雑な雰囲気がありましたが、中央エリアではこの日のサイズにも対応できるピークがいくつか残り、潮の多い時間帯は手前の地形で形のまとまったブレイクを狙えていたようです。

肩前後のサイズがある期間には右側のレギュラーが安定し距離を乗れていましたが、週末(5/26・27)以降のサイズに対しては潮の引きに向かうタイミングを含めても波数が減少し、左側は浅い地形がありながら、一宮やサンライズのようにアウトに片寄った状態でサイズ待ちな様子です。
【志田】ここからは水曜日チェックとなり、5/29水曜日の7時頃の様子から地形を判断します。干潮の潮止まりの時間帯です。

このエリアの中ではスモールコンディションに対応できる浅い地形がミドルエリアに広く残っているので、特に潮の少ない時間帯は他のポイントと比べて反応が良くなっていると思いますが、ウネリの弱まった状態にとっては、ピークからワイドにブレイクする波が多く地形の切れ目を狙って形になる波はショルダーが短くなっていました。

右側のレギュラーや中央~左側にかけて広くポイントを使えそうなので、反応する地形は限られながらも潮が上げに向かう時間帯は形のまとまりとフェイスの乗りやすさが良かった印象です。

胸以上のサイズになれば潮の多いタイミングもアウトの地形を狙えて距離を乗れるようになりそうです。
【太東】5/29水曜日の7時半頃。潮は上げに切り替わるタイミングでの地形レポートです。

東ウネリが混じっていた期間は他のポイントより波は小さめながら腰前後のサイズに対しても、ミドルエリアの地形をメインに形の安定したピークが残っていましたが、南風コンディションの風波となってからはウネリが届かず、潮の少ない時間帯を狙っても反応が悪くなって、ロングボードにとっても乗れる波が少なくなっていた様子です。

地形としては、サイズが残っていた期間の堤防周辺の形はまとまりがよく、この日もブレイクを邪魔するような深いヨブは気にならずスムーズに乗れそうな印象で、腰以上あればロングボードで十分狙えるブレイクがあり、胸くらいまでのサイズならアウトから雑なブレイクもなく、ビギナーにとっても練習しやすい状態になると思います。
【夷隅】5/29水曜日の8時半頃。潮は上げ始めたばかりの時間帯で、ビーチが削られやっと地形の広がった状態になったので、それまでの同じサイズと比べても全体的に反応が良くなっていて、風波コンディションではピークの位置やブレイクの形がバラバラで不規則な反応となってしまうものの、ウネリが残っていた期間は潮が引きに向かうタイミングでボヨつきが解消され遊べるブレイクがあったようです。

アウトの地形までは形として完成されていない様子でしたが、ミドルエリアは広く砂が集まりインサイドにかけてブレイクがスムーズだったので、胸以上のウネリが届けば風の弱い日を狙って楽しめそうです。

引きのタイミングが狙い目ながら、干潮に近い時間帯で特に浅くなってウネリのまとまりが悪くブレイクが雑になっていましたので、サイズによってだと思いますが、ほどほどに潮があった方が形のまとまりとファンなフェイスが残っているかもしれません。
今回のポイント毎の
地形レポートは以上になります。
さて、
水温は、南風の影響か、ブーツはギリギリ必要ないものの例年と比べて冷たい状況が続いています。
最後に、
この先の波に関しては、土曜日(6/1)に再び低気圧が通過する予報があり、この頃に北東コンディションになる可能性が高いものの、勢力的に風波で終わってしまう雰囲気なので、南風コンディションで仕上がった地形に対しては形として期待できない反応かもしれません。
この低気圧のウネリが残るか、その後の高気圧の配置次第では思わぬサイズをキープする要因となりそうですが、地形としては各ポイントの右側で砂の集まりが良くなっていますが、北風コンディションでカレントが逆になると地形が崩れる可能性があり、左側の堤防を使って風を防ぐ状態になっても、アウトからのブレイクが手前のエリアで途切れてしまいそうです。
沖では南からの海流が強まっているので、北風コンディションで特にまとまりが悪くなるのでは?
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