南房総エリア
2019-06-12 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

6/7(金)に関東地方も梅雨入りした様で、スッキリしない天気が続いていますが、雨が少なければ、稲の生育や夏の水不足にも影響が出て来てしまうので、これも自然の摂理という事で、受け入れるしか無いですが、天気が悪くてもせめて波だけは、と言うのが我々サーファーの本音でしょうか・・・。
と言う事で、「地形レポート(6/11火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(6/5)のレポートで地形の上向きをお伝えしましたが、僅か一週間足らずで元に戻ってしまった様です。
恐らく原因としては梅雨入りしてからの雨により、河口周辺のインサイド~ミドル手前が、また極浅になったのではと思います。
そんな中でもコンディションが上向くのは、潮の多目な時間帯となる様です・・・。
・6月11日(火)、ハイタイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちら側には雨が降っても土砂が堆積しない様で、引き続きインサイド~ミドル手前が深目のままですねぇ・・・。
お勧めの潮回りとしては、潮の多目な時間帯を避けたロータイド前後となります。
・6月11日(火)、ハイタイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
前回(6/5)レポートでは「エクセレントコンディション」をお伝え出来ましたが、今回は逆に千歳の駄目なパターン(サイズが無く潮の多目な時間帯)に、当てはまってしまい厳しいコンディションでした。
それでも正面・左寄りは、厚目ながら1アクションは出来ていましたので、引き続き「肩以上のサイズで、潮の少な目な時間帯」を中心に楽しめる地形となっている様です!
・6月11日(火)、ハイタイド約50分前の正面。



今回の取材時は、潮が多く露出はしていませんでしたが、前回(6/5更新)レポートでは怪我人続出で、救急車のお世話になる様な事案も有ったとの事でした(駐車場の管理人さん談)。


そして和田方面『花籠』。
前回(6/5)レポートでは「インサイド~ミドル手前が深目です」と、お伝えしましたが、今回の取材時は梅雨入り後の雨の恩恵を受けた様で、河口周辺は浅目な地形に変化していました。
ただし、潮の多目な時間帯でしたので厚目なブレークが目立ちましたので、お勧めの潮回りとしては、ミドル~ロータイド手前辺りとなる様です。
・6月11日(火)、ハイタイド約40分前の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
潮の多目な時間帯でのチェックでしたが、引き続き程良い水深を保っている様で、アベレージサーファー向けのまずまずのコンディションでした!
・6月11日(火)、ハイタイド約30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
取材時はすでに雨は上がっていましたが、上流からの水で河口周辺は茶色に変色する程でした。
そのせいか河口から右寄りには、良さそうなバンクがポコポコ出来ていました!
・6月11日(火)、ハイタイド約20分前の河口寄り。


そしてS&S寄り。
こちらは残念ながら雨の恩恵は受けてはいない様で、以前と変わらずインサイド~ミドル手前が深目な地形のままでした。
しかも取材時は潮の多目な時間帯でしたので、ファーストブレークでウネリに戻ってしまう波がほとんどでした・・・。
・6月11日(火)、ハイタイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(6/11チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
天気の良い日は「シーガル」や「ロングスプリング」で問題無いのですが、雨や北寄りの冷たい風の時などは「3mmジャーフル」がお勧めですね・・・。
今回は以上となります。
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