南房総エリア
2019-06-19 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

6/15(土)は、まるで台風接近時の様な風雨に見舞われた南房総エリア。と言うか太平洋側は全域に渡って荒天だった様ですが、一夜明けて16日の日曜日からは「梅雨の中休み」が続き、初夏の様な陽気に恵まれていましたが、ここ最近は残念ながら波の方も「腰~腹前後」と中休み状態。。。
ただし、21日(金)辺りから週末23日(日)にかけては梅雨前線上の低気圧の影響で、サイズUP傾向との予報ですので期待したいところです・・・。
という事で「地形レポート(6/18火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
引き続きインサイド~ミドル手前迄が極浅で、ミドル付近が深目な地形の様です。
それでも潮の多目な時間帯は、インサイド寄りのバンクに反応しコンディションは上向いて来ます!
・6月18日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちら側も、引き続きインサイド~ミドル手前が深目のままですが、潮の少な目な時間帯を中心に楽しめています!
ただし、ハイタイドになるに連れブレークしづらくなり、最後はバックウオッシュも伴った、ショアブレーク気味のコンディションとなってしまいます・・・。
・6月18日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、胸~肩前後のサイズが有り、しかも潮の少な目な時間帯でしたので、正面を中心にまずまずのコンディションでした。
ただし、ファーストブレークの後ウネリに戻りがちでしたので、この辺りが深目なのは変わっていない様でした。
引き続き「胸~肩以上のサイズで、潮の少な目な時間帯」を中心に楽しめる地形となっている様です!
・6月18日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。



引き続き全域に渡るインサイドのリーフには、充分お気をつけ下さい。


そして和田方面『花籠』。
河口が正面から若干右寄りへ移動しているせいか、正面は厚目なブレークが目立ちましたが、右寄り(隣のピーク)はショルダーの張った良い波が、誰にも乗られる事無くブレークしていました・・・。
お勧めの潮回りは、ロータイド前後となる様です。
・6月18日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠。


続いて『大原駐車場前』。
こちらは、引き続き程良い砂の付き具合をキープしている様で、小さなウネリにも敏感に反応していました!
以前の長期に渡る「ドン深」状態の最悪の地形を、目の当たりにしている者としては、少しでも長くこの良い地形が続く事を願うばかりです・・・。
・6月18日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
ミドルのバンクではしっかり反応していましたが、ファーストブレークの後ウネリに戻りがちでしたので残念ながらこの辺りが、若干深目になってしまった様です・・・。
次の雨に期待したいところです!
・6月18日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

お勧めの潮回りとしては、ロータイド前後となる様です。
そしてS&S寄り。
こちらはミドルのバンクで、かろうじて反応していましたが、以前と変わらずインサイド~ミドル手前が深目な地形の様でした。
・6月18日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(6/18チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
冒頭でも触れた「台風並みの低気圧」通過後の「南西」の強風により、16日(日)辺りから、かなり水温が低下して手足が痺れる程でしたが、ここ数日は落ち着いた様ですので「シーガル」や「ロングスプリング」をベースに、念の為「3mmジャーフル」をお持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
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