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CT第5戦『Oi Rio Pro』2日目 五十嵐カノアがベスト16入り!

2019-06-22 更新
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ケリー・スレーター
PHOTO: © WSL/Poullenot

現地時間6月21日、ブラジル・リオデジャネイロのサクアレマで開催中のCT第5戦『Oi Rio Pro』は2日続けて進行。

南部を通過した低気圧の影響で予想通り大きな南南西ウネリが入ったメイン会場の「Itauna」は公式6-8ftレンジのチャレンジングなコンディション。
敗者復活戦となるR2(Elimination Round)ではワイルドカードが活躍。メンズは前日のフリーサーフィンで足首を捻挫して棄権したマテュース・ハーディ(BRA)の変わりにトライアル2位だったクリスチャン・カイマーソン(BRA)が’ステイビジー’に波に乗りまくり、ミドルスコアを2本揃えてジョーディ・スミス(ZAF)、エイドリアン・バッカン(AUS)を相手に1位通過。
ウィメンズでは16歳のタイナ・ヒンケル(BRA)がサリー・フィッツギボンズ(AUS)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)を抑えて1位通過。
二人の若いブラジリアンが主役級の活躍をしていました。

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タイナ・ヒンケル
PHOTO: © WSL/Diz

「人生最高の日、本当に嬉しいわ。今回は父と一緒に素晴らしい時間を過ごしている。それが全て結果に結び付いているのよ。大好きなサーフィンをただ楽しみたいだけなの。この恵まれた人生に感謝している。コンテストでは全力を尽くして勝ち進みたいわ」

2017年、14歳でブラジル戦のワイルドカードを得て話題になっていたタイナ。
2018年にはケリーのウェーブプール「サーフランチ」で開催されたリージョナル対抗のチーム戦『Founders’Cup of Surfing』のブラジル代表として参加するなどコンペティターとしては夢のような環境に恵まれ、成長。
メンズに比べて極端に少ないブラジリアンのウィメンズのCT候補として期待されています。

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世界的に見ても圧倒的な数のブラジルの観客
PHOTO: © WSL/Poullenot

R2(Elimination Round)の後は2つのヒートを同時進行させる「オーバーラッピングヒート」を使用してメンズR3(Round of 32)の16ヒートが全て終了。
イベント2日目にして早くもR4(Round of 16)を戦うベスト16が決定しました。

ディフェンディングチャンピオンのフィリッペ・トレドを始め、ガブリエル・メディナ、マイケル・ロドリゲス、ジェシー・メンデス、デイヴィッド・シルヴァが自国の熱狂的なファンの前で勝利した一方、イタロ・フェレイラ、怪我からの復帰戦となったエイドリアーノ・デ・ソウザがこのラウンドで敗退。

「間違いなく難しい波だったよ。波は今朝よりも大きくなっているし、強いカレントと至る所にあるピーク。でも、ありがたいことにエイドリアーノが最初にグッドスコアを出した後、良い波を見つけることが出来た。その波で大きなエアーにトライしたのさ。もし、サーフボードが折れなかったら着地に成功したと思うよ。エイドリアーノの復帰を祝いたい。彼との対戦はいつも楽しいね。彼を倒したことは悲しいけど、次に進めて嬉しい。確実に今年最もヒート前に緊張したよ。それだけ彼は常に危険な相手さ。例え、怪我から復帰したばかりでもね」

約3分の1を占めるブラジリアン、当然同ヒートに重なることも多く、フィリッペはエイドリアーノとの辛い対戦を振り返っていました。

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五十嵐カノア
PHOTO: © WSL/Poullenot

ベスト16には5名のブラジリアンの他、五十嵐カノア(JPN)、ケリー・スレーター(USA)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、ウェイド・カーマイケル(AUS)、グリフィン・コラピント(USA)、コロへ・アンディーノ(USA)、ジョアン・ドゥルー(FRA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、ジョーディ・スミス(ZAF)、ミシェル・ボウレズ(PYF)、リプレイスメントのフレデリコ・モライス(PRT)が選ばれています。
ハイエストスコアはウェイドの8.50。難しいコンディションで全体に見るとスコアは伸びにくく、ミドルスコアが中心。クロスゲームも目立っていました。

フィリッペとエイドリアーノのヒートの次、つまり「オーバーラッピングヒート」で同じラインナップにいたケリーは、シーバスことセバスチャン・ズィーツ(HAW)を相手に徐々にスコアを伸ばして勝利。4年振りにブラジル戦に参加した甲斐があり、シーズン4度目のR4(Round of 16)進出。

「子供の頃、フロリダでビッグスウェルが入った時のことを思い出したよ。凄いエネルギーと驚くべき大きなフェイスの波だった。とても難しい戦いだった。まず、どこで波を待つか悩んだよ。前のヒートのフィリッペとエイドリアーノを参考にしたのさ。今日のような波で戦う場合、頭をクリアにすることが重要。波に合わせて出来ることに取り組むべきなんだ。あまり期待せずに余裕を持つこと。海の声を聞くことが大事だね」

次のR4(Round of 16)ではバリ島『Corona Bali Protected』のQF以来、シーズン2度目のケリー vs フィリッペのスーパーヒートが実現。
バリ島ではケリーがバレル合戦の末に勝利。
今回のヒートも非常に楽しみですし、現在ランキング4位のカノアの更なる活躍にも期待しましょう!

ネクストコールは現地時間6月22日朝6時30分(日本時間の同日夜6時30分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南南西ウネリはピークを過ぎるものの、十分なサイズが残る予想。
但し、風の予報が良くないため、難しい戦いになりそうです。

WSL公式サイト


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