南房総エリア
2019-06-26 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

今回(6/26)の更新日は朝から見事な「梅雨の晴れ間」となり、風も弱く穏やかな陽気に恵まれていますが、天気予報によると、南西海上の熱低が明日には「台風3号」となり、本州へ接近し上陸の恐れも有るとの事で、梅雨前線を刺激し大雨等による災害が想定されますので、今後の進路が気になるところです・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(6/25火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(6/19)更新後から一週間経過しましたが、残念ながら地形の回復は見られず、引き続きインサイド~ミドル手前迄が極浅で、ミドル付近が深目なままとなっています。
お勧めの潮回りは、ミドル~ハイタイド手前迄となります。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちら側も、大きな地形の変化は見られず、引き続きインサイド~ミドル手前が深目のままでした。
以前からお伝えしていますが、それでも潮が引くに連れコンディションは上向いて来ますので、両ピークのお勧めの潮回りを考慮すれば、楽しめるのではと思います。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は潮の多目な時間帯でしたので、3ピーク共厚目なブレークが目立ちました。
それでもファーストブレークでは、1~2アクションは入れられていましたので、引き続き極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、楽しめる地形はキープしている様です!
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間10分後の正面。



今回の取材時は潮の多目な時間帯でしたので、そこ迄露出はしていませんでしたが、前回(6/19)レポート時のロータイド約1時間50分前では、リーフが露出していました。


そして和田方面『花籠』。
前回(6/19)更新レポートでもお伝えしましたが、河口が正面から若干右寄りへ移動している為かまた岸寄りに砂がモッコリと溜まり出し、正面のインサイド~ミドル付近が深目になってしまった様です。
潮の多目な時間帯という事も有り、トップのみの厚目なブレークがほとんどでした。
梅雨時なので以前の様な「ドン深」になってしまう恐れは無さそうですが、今後も見守って行きたいと思います。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間20分後の花籠。

※右寄りへ蛇行している河口。

続いて『大原駐車場前』。
潮の多目な時間帯でのチェックとなりましたが、何箇所か有るミドルのバンクではしっかりと反応し、まずまずのコンディションでした!
引き続き、程良い水深をキープしている様です。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
最近は白渚フリークの方が口々に「地形が悪くなった、サイズが無いと駄目・・・」と言うのを良く耳にしますが、確かに以前の「ミドル付近が深目な地形」に戻りつつある様な気がします。
インサイド寄りはかなり浅目の様で、今回チェック時の様な潮の多目な時間帯は、インサイドの地形に反応していましたが、若干ショアーブレーク気味で中・上級者向けのコンディションでした。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも河口寄りとほぼ同じ様な状況で、インサイド寄りの地形にしか反応していませんでした。
・6月25日(火)、ハイタイド約1時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(6/25チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
ここ一週間は「南西寄り」の強風も吹いていませんので、水温も上昇安定していますので「シーガル」や「ロングスプリング」等をベースに南西の強風が続いた翌日などは念の為「3mmジャーフル」を、お持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
*****
レポート一覧へ
*****

