南房総エリア
2019-07-03 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(6/26更新分)レポートの冒頭で「台風3号」の発生について触れましたが、進路的には南房総エリアへの影響も危惧されましたが、勢力を落としながらの接近だったせいか、風雨・波ともにそこ迄強まらず幸い被害も有りませんでした。
しかし、沖縄や西日本地域では、集中豪雨による甚大な被害が続出。
そして、更に追い打ちをかける様に、更新日の今日(7/3)から明日にかけて九州地方に「災害級の雨」が、迫っているとの報道が駆け巡っています。言い尽くされた言葉ですが「自然の猛威」には抗えませんので、これ以上被害が出ない事を祈るばかりです・・・。
と言う事で、「地形レポート(7/2火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回は大潮周りのロータイド近くでのチェックでしたが、相変わらずミドル付近での反応が鈍いですねえ・・・。
引き続き、この辺りの地形が深目なのが伺えます。
・7月2日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちら側は、引き続きインサイド~ミドル手前が若干深目の様ですが、潮の少な目な時間帯を中心に楽しめています!
・7月2日(火)、ロータイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時は、千歳のコンディションの上向く条件の「胸以上のサイズで潮の少な目な時間帯」にドンピシャ当てはまり、3ピーク共まずまずのコンディションでした!
引き続き極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、楽しめる地形はキープしている様です!
・7月2日(火)、ロータイド約1時間50分前の正面。



引き続き全域に渡るインサイドのリーフには、充分お気をつけ下さい。


そして和田方面『花籠』。
ここ何回かのレポートで「インサイド~ミドル手前辺り迄が深目になったのでは!?」と、お伝えしましたが残念ながら悪い予感が当たってしまった様です・・・。
チェック時は潮の少な目な時間帯にも関わらず、ファーストブレークの後にウネリに戻ってしまう波がほとんどでした。
・7月2日(火)、ロータイド約1時間40分前の花籠。

また、なんとか出来ていた右寄りも岸寄りに砂が堆積してしまい、河口が堰き止められ深目になりつつ有るようでした。


続いて『大原駐車場前』。
こちらは引き続き良い地形をキープしている様で、潮回りにそこ迄大きく左右されずコンディションも安定しているので、ここ最近は人気のスポットとなっています。
・7月2日(火)、ロータイド約1時間30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(6/26)のレポートで、地形の悪化をお伝えし、今回も大きな上向きは見られなかったものの、潮の少な目な時間帯でサイズが肩前後は有りましたので、ファーストブレークでアクションを入れながら乗れていました。
ただし、インサイド迄は繋がらないので、やはりこの辺りが深目な地形となっている様です。
・7月2日(火)、ロータイド約1時間20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは残念ながら、ミドルでの反応も鈍くファーストブレークの後はウネリに戻り消えてしまう波がほとんどでした。
・7月2日(火)、ロータイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(7/2チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
7/1(月曜日)は「南西」寄りの風の影響を受けて「氷水」だった様ですが、今日(3日)辺りはシーガルでも問題無い程上昇した様です。
引き続き、「シーガル」や「ロングスプリング」等をベースに、「南西」寄りの風が吹き続けた後等は「3mmジャーフル」のご用意もお忘れなく!
今回は以上となります。
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