非会員上部PR枠用非会員上部ログイン用
 

2019年最初のQS10,000を制したのは?

2019-07-08 更新
201978wsl1
PHOTO:© WSL/Janssens

夢の舞台CTのクオリファイに最も重要なハイグレードのQS10,000。
2019年は南アフリカ、カリフォルニア、スペイン、ポルトガル、ハワイ・トリプルクラウンのはハレイワ、サンセットの全6戦。
初戦となる『Ballito Pro pres by O'Neill』が南アフリカの「Ballito」で開催され、現地時間7月7日に終了しました!

51回目を迎える歴史あるイベントは今年からスポンサーが「Billabong」から「O'Neill」に変更。
ライブやモトクロスなどが併催されるフェスティバルで自国のヒーロー、ジョーディ・スミスを始め、CT選手も多く参加したために期間中は大勢の観客が集まっていました。

残念ながら期間中にスペシャルな波はなく、ファイナルデイは公式4-5ftレンジの風の影響が入った難しいコンディション。
ブラジリアンのデイヴィッド・シルヴァ、オージーのジャック・フリーストーン。二人のCT選手がファイナルに残り、バックハンドでパワフルなターンをメイクしたデイヴィッドが9.30を含むトータル17.63でジャックをコンビネーションに追い込んで圧勝。
CTでは18位とルーキーながらクオリファイ圏内にいるデイヴィッド、今回の優勝でQSの10,000ポイントを獲得。一気に126位も順位を上げて4位に浮上しています。

「人生最高の気分だよ!ジャックは凄いサーフィンをしていたので、ヒートで二つのグッドスコアを出すことが出来て本当に嬉しかった。あの二つの波を与えてくれた神に感謝している。風は強かったけど、良い波だったさ。特に一本は大きな波で二つのビッグマニューバーを入れることが出来て興奮したね」

201978wsl2
ジャック・フリーストーン。
PHOTO:© WSL/Janssens

2年連続ファイナル進出とBallitoとの相性が良いジャックですが、ファイナルでは完全に相手のペースになってしまい、優勝には届かず...。
それでもQSランキングを14位まで上げて24位と低迷しているCTの埋め合わせに成功。

「確かに優勝したかったけど、2年連続でファイナルに進出したことは本当に嬉しいよ。これは来年の糧になるね。自信を持ってファイナルに挑んだ。負けたのは、ただ波が難しかっただけの理由だね。この勢いを維持してJ-Bayで戦かうのが楽しみさ」

約10年経った今でも持ち出される2度のワールドジュニアタイトル獲得という過去の栄光から解放されるためには、それ以上の結果が必要。
一児のパパである27歳のジャックのアスリートとしての本当の勝負はこれからだと言えます。

201978wsl3
ジャック・フリーストーン&ヨーガン・クウジネット
PHOTO:© WSL/Janssens

ジャックとSFで対戦したフランスのヨーガン・クウジネットは今回の結果によってQSランキング2位まで浮上。
トップはCT選手のジャドソン・アンドレ(BRA)のため、実質QSトップでCT第6戦『Corona Open J-Bay』のワイルドカードを獲得。

「ジャックとのヒートでは最後にスコアを出せたと思ったんだけどね。それでもJ-Bay戦に出場出来るようになって興奮しているよ。まさに夢だね。今日はよく眠れそうさ。このイベントではQFが目標だったけど、SFまで進めたなんて最高。J-Bayでサーフィンするのは大きな夢だったんだ。もう、嬉しくて泣きそうだよ」

QS6年目にして着実にランキングを上げて4年目で二桁台まで上昇した実力あるフレンチサーファー、ヨーガン。
すでにCTは昨年のフランス戦で経験済み。
今年はR1でジョーディ・スミス(ZAF)、カイオ・イベリ(BRA)と対戦します。

201977wsl4
稲葉玲王
PHOTO:© WSL/Janssens

このイベントには安室丈、大原洋人、稲葉玲王。トライアルで優勝した新井洋人と4名の日本人選手、更にカリフォルニアの小林圭、インドネシアの和井田理央が参加。
稲葉玲王がマンオンマンのR9まで進出、 マキシム・ハシーノ(FRA)に敗れてQF進出はならず、9位でフィニッシュ。
それでもQSランキングを一つ上げて5位とまた一歩クオリファイに近づいています。
なお、イベント前に8位だった大原洋人は15位までランクダウン。
次の戦いは7月27日〜8月4日にカリフォルニア・ハンティントンビーチで開催される『Vans US Open of Surfing』です。

7月9日〜22日はJ-BayでCT第6戦『Corona Open J-Bay』が開催。
前回のブラジルでカレントリーダーのジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が昨年と同じ右膝を再度痛めてしまい、手術をしたため、シーズン中の復帰は難しいということ。
これによって混戦しているコロへ、フィリッペ、ジョーディ、カノア、イタロのタイトルレースが面白くなったとも言えます。

QS10,000『Ballito Pro』結果
1位 デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
2位 ジャック・フリーストーン(AUS)
3位 ヨーガン・クウジネット(FRA)、ウェイド・カーマイケル(AUS)
5位 カルロス・ムニョス(CRI)、イアン・ゴウベイア(BRA)、ジョアン・ドゥルー(FRA)、マキシム・ハシーノ(FRA)

WSL公式サイト

「コンテストリポート」一覧へ


※当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等を禁じます。