南房総エリア
2019-07-10 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

ここ数日は梅雨前線が南下し「梅雨の中休み」となり晴れ間が続き、東寄りのウネリもブロックされる事無く、適度なサイズの波が届きポイントによっては、平日でも賑わいをみせている南房総エリア。
そうなると地形の良し悪しが気になるところ・・・。
という事で「地形レポート(7/9火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回は潮の多目な時間帯でのチェックでしたが、ミドル付近でも厚目ながら反応していましたので、しばらく続いていたミドル付近が深目な地形は、若干ながら上向いて来た様です。
・7月9日(火)、ハイタイド約1時間後の監視所側。

そして教習所側。
今まで続いていた「インサイド~ミドル手前が深目の地形」ですが、若干上向いて来た様なので、潮の多目な目な時間帯でのチェックでしたが、ショルダーの張った波がブレークしていました!
・7月9日(火)、ハイタイド約1時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回のチェック時は潮の多目な時間帯でしたので、全体的にブレークしづらいインサイド寄りの厚速目なコンディションが目立ちましたが、サイズが肩前後と有りましたので、ファーストブレークで充分アクションを入れながら乗れていました!
引き続き極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、楽しめる地形はキープしている様です!
・7月9日(火)、ハイタイド約2時間10分後の正面。



今回の取材時は潮の多目な時間帯でしたので、そこ迄露出はしていませんでしたが


そして和田方面『花籠』。
前回(7/3)レポートで、堆積した砂により河口が堰き止められてしまい「インサイド~ミドル手前辺り迄が更に深目になった」とお伝えしましたが、恐らく翌日の4日(木)に降った大雨により河口が切れ、それに伴い河口周辺は浅目になった様に見受けられました。

潮の多目な時間帯でしたが、ミドル付近で反応していましたので、前回(7/3)よりは地形の上向きを感じられました。
お勧めの潮回りは、ミドル~ロータイド手前辺りとなる様です。
・7月9日(火)、ハイタイド約2時間20分後の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
潮の多目な時間帯でのチェックでしたので、厚目な波が目立ちましたが、ミドル付近のバンクは健在でしたので、引き続き良い地形をキープしている様です。
・7月9日(火)、ハイタイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
前回(7/3)・前々回(6/26)のレポートで、二週に渡り地形の悪化をお伝えしましたが、今回は朗報です!
ウネリの向きも有るとは思いますが、他のポイントに比べサイズもワンサイズ有り、ショルダーの張った良い波がブレークしていました!
やはり大雨により土砂が流出して浅目になった様です。
・7月9日(火)、ハイタイド約2時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらは河口寄り程では有りませんが、若干地形の上向きを感じられました。
潮の多目な時間帯でしたが、ファーストブレークでは充分アクションを入れながら乗れていましたが、インサイドまでは乗り継げませんので、まだまだこの辺りが深目の様です・・・。
・7月9日(火)、ハイタイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(7/9チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
ここのところ水温は安定していますので「シーガル」や「ロングスプリング」天気にによっては「スプリング」等も有りかなと思います。
ただし「南西」寄りの風が吹き続けた後等は「3mmジャーフル」のご用意もお忘れなく!
今回は以上となります。
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