湘南藤沢エリア
2019-08-21 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

前回の地形チェック予定だった13日(火曜日)は、10号の影響で地形の判断が付くような状況ではなかったため、お休みを頂き申し訳ありませんでした。
その台風は四国をかすめ、広島に上陸→日本海を北上して、風は南風:海は大荒れとなり、この南風がやっと収まったのが18日(日曜日)。
やはり、予想は的中。。。8/19日(月曜日)の地形チェック時には、地形が大きく様変わりしていました。
大雑把な言い方をすると、良くなったのが水族館前とスケートパーク。
反対に悪くなったのは辻堂/銅像前/白杭周辺です。
今回は、8/19(月曜日)のタイド表潮位が70cm?50cm表記の時間帯だった10:00~12:00に、全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
波は、太平洋高気圧の吹き出しによる、南~南西うねりと、秋を思わせるオフショアで腿~腹サイズでした。
それでは、地形レポートです!
【第二駐車場前】
10号の影響が出る前までしばらく好調を保っていた、この界隈の地形ですが、残念ながらビーチの写真看板左側と、右側の茅ヶ崎側の地形が崩れました。。。

ただし、県立辻堂海浜公園前の地形は引き続き良好で、

【辻堂橋前】
地形の良い状態をキープしていましたが、若干崩れ、橋前の左側のインサイドが若干深めになりました。

橋前右側~県立辻堂海浜公園方面には、

【辻堂正面】
10号前までは、せっかく持ち直し傾向だった地形ですが、残念ながら崩れました。。。


【湘洋中前】
更に地形が悪化しました。
前回チェック(8/6)に比べると、砂が出てしまった印象です。
湘洋中右側は、写真だと悪くなさそうに見えてしまいますが、

うねりの向きや潮回りによっては、できるのかもしれませんが、チェック時に丁度いい波は見られませんでした。

【スエヒロ】
残念ながら再び悪化傾向です。

現在、サイクリングロードにも大量の砂が上がっていますので、自転車の人は気をつけて通行してください。
【地下道前】
引き続きここは、全域回復傾向で、既に十分にサーフィン可能です。
ただし、

また、スケートパーク側に行くほど、

【スケートパーク】
更に地形が良くなり、スケートパーク前、河口寄り共にいい感じです。
ただし、形の良いピークはハイレベルなローカルセッションが必至となりそうですので、ビジターの方は空いているピークにエントリーした方が賢明かと。。。

【鵠沼(河口~白杭左)】
6月末の白杭設置時から好調な地形を保っていた銅像前ですが、現在の地形はこの夏最悪です。


【水族館前】
地形が一気に良くなり、広い範囲でサーフィン可能です。


残り少ない夏を満喫しましょう。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温ですが、ボードショーツや水着で全く問題ありません。
ただし、オフショアの強い日や、曇り/雨の日には、そろそろショートジョンやタッパーもご準備下さい。
海でも赤トンボをみかけるようになり、秋の気配を感じるようになりましたが、まだまだ人が多いので、事故や怪我/トラブル等の無いように、皆でルールとマナーを守って楽しんでください。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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