一宮エリア
2019-08-22 更新
皆さん、お疲れ様です!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。

前回(8/16更新分)以降の地形に関しては、サイズアップ以降もアウトは形のハッキリしないピークが目立ちつつ、このエリア全体的にミドルエリアを中心にインサイドまでブレイクする範囲が広がっているので、腰~腹サイズから狙える反応があり、潮の動きは小さくなる傾向でしたが、極端に波質が変わることなくスモールコンディション用としては安定していたと思います。
満タンに近くなるほどサイズに対して深くボヨついたブレイクが増えていましたが、引きに向かう時間帯はミドルタイドをすぎた頃から無難な反応になっていたようです。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです!
【一宮】
8/21水曜日の10時頃。潮は引きに向かって中間くらいの時間帯での地形チェックで、全体的に力の弱い波質でブレイクの形はハッキリしていないながらも、ミドルから手前のエリアには癖のない地形が広がっているので、コシ前後のサイズに対しても左側の堤防周や正面右側半分のような砂の集まった地形をメインに対応できているようです。


※9月30日(月)の6:00~15:00まで駐車場は有料となります。

【サンライズ】
水曜日8/21の11時頃。潮は引きに向かって中間をすぎたくらいの時間帯での地形レポートで、全体的にミドルエリアの地形をメインに対応できてながらも、インサイドが深い雰囲気となっているので、手前まで乗りきれない波があり、比較するとやはり引きに向かう時間帯の方が1日の中でも無難な波を見つけやすい印象です。


【東浪見】
8/21水曜日の11時半頃の様子から地形を判断します。引きに向かって中間をすぎ潮の少ない時間帯になってきましたが、使える地形が手前に寄っている印象で、中央エリアを含めて左右の堤防周辺で安定したピークを狙えていたようです。


【志田】
8/21水曜日の14時半頃。上げ始めで潮は少ない時間帯での地形レポートです。一宮~東浪見方面よりも手前に砂の集まった状態なので、右側のレギュラーを除いてはピークがハッキリしていないものの、インサイドにかけては他よりも癖のない平らな印象なので、ショアブレイクのような見た目ですが、腰以上のサイズから素直なブレイクになっていたようです。


【太東】
8/21水曜日の15時頃。潮は上げ始めでの地形チェックで、これまで狙えていたレギュラーの地形は残っていながら、インサイドで控え目な反応となってしまい、ブレイクがワイドになっているのでロングボードを使ってもギリギリな状態が続いていたため、潮の少ない時間帯にしか狙える反応がない様子でした。


【夷隅】
8/21水曜日の15時半頃。潮は上げ始めで、全体的に以前よりも狙いやすい地形に復活し、サイズのわりにミドルエリアを広く使えている状況で、ショアブレイクのような波質で走り易い見た目でしたが、ピークがワイドに反応してしまうと、フェイスを使えるブレイクは少ない印象です。


今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。
さて、水温は、南西の風で冷えた期間がありましたが、東風コンディションに変り、25℃くらいの温かい状態で海パンやタッパーでやれていました。
最後に、この先の波に関しては、台風が発生しているものの勢力やコースとしてはこのエリアにとって直接影響が出るような雰囲気ではなさそうです。
今のところ週末(8/24~25)や次回(8/26W)の更新頃になると日本海を低気圧が通過して、南西の風が強まる予報となっていて、今回の期間中も気圧配置によってはウネリがリセットされるタイミングがあるかもしれません。
なお、月~火曜日(8/26~27)を目安に沖からの風に切り替わるタイミングがありそうなので、オンショア気味になっても東風コンディションがあれば、微妙ながらサイズとしては狙い目になるかもしれないので、風向きの変化に合わせて対応できる地形はあると思います。
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