『2019 ISA World Surfing Games』開幕!
2019-09-08 更新
2020年東京オリンピックの選手選考を兼ね、CT選手も多く参加することで大きな話題になっていた『2019 ISA World Surfing Games』が宮崎県木崎浜で9月7日に開幕!
オリンピック効果もあり、参加国は2017年フランス大会の47カ国を上回る55カ国、240名の最多記録更新。
スリランカ、タイ、アメリカ領サモア、レバノンは初参加。
まさに世界中のサーファーが注目する大イベントです。
初日は11時からオープニングセレモニーが行われ、その後ウィメンズのR1がスタート。
2ピークを使用して18時頃の日没前までに32ヒート中の18ヒートが進行しました。
今イベントでの2020年東京オリンピックの選手選考について
PHOTO: ISA / Ben Reed
『2019 ISA World Surfing Games』はアフリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア。4つの大陸の選手にとって2020年東京オリンピックの最初の選手選考イベントになります。
枠は男女共に4名ずつで、各大陸での枠は男女共に1名ずつ。
日本人選手はアジアの中で1位になれば1枠を手に入れることが出来ます。
『2019 ISA World Surfing Games』チームリスト
https://isasurf.org/wsg/2019/en/teams/
オープニングセレモニー
日本らしい和太鼓から始まったオープニングセレモニー。
パレード・オブ・ネイションズでは、ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏を先頭に55カ国が国旗を持ち、ユニフォームや民族衣装などでパレードを行いました。
通常、ISAイベントのパレードは街中で行われるのですが、今回は会場に近いKIRISHIMAヤマザクラ宮崎県総合運動公園第2陸上競技場を使用。
続く開幕式では各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめる「サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー」が行われ、日本代表は五十嵐カノアが旗手を務め、村上舜が会場・木崎浜の砂を運んでいました。
また、日本代表で昨年の銀メダリスト、五十嵐カノアが選手宣誓を行っていました。
★サンド・オブ・ザ・ワールドセレモニー
各国から持ち寄った海の砂を一つの箱におさめるISAならではの儀式。
サーフィンを愛する参加国の選手の絆、通常のサーフィン大会とは異なる平和の祭典を象徴している。
最後に壇上で全ての国旗が掲げられる。
PHOTO: ISA / Sean Evans
ISA会長のフェルナンド・アギーレ氏のスピーチ
「今日ここにWSLチャンピオンシップツアーのサーファーがオリンピック出場の資格獲得のために国を代表して訪れてくれたことはとても嬉しい。1996年、私は世界最高のサーファーがサッカー、ラグビー、テニスなどの代表チームのような競技に参加してくれることを夢見ていました。そして、遂にそれがここ宮崎で実現したのです。私はこの日のことを決して忘れません。私達はみな夢のような人生を歩んでいます。このコンテストに参加する全ての選手の幸運を祈ります。この歴史的なイベントで人生、愛、サーフィン、友情を祝いましょう」
初日はウィメンズR1が18ヒート進行
PHOTO: ISA / Sean Evans
『2019 ISA World Surfing Games』はウィメンズが先行するスケジュールのため、まずはウィメンズからスタート。
2ピークを使用して18時頃の日没前までにR1の32ヒート中の18ヒートが進行しました。
台風の影響でサイズこそあったものの、風の影響で難しいコンディションとなった初日。
特に厚くなってしまうセクションに苦戦する選手が多い中、やはり、CTサーファーのサーフィンは一際目立ち、アメリカ代表のキャロライン・マークスが右足首にテーピングを巻きながらもバックサイドでパワフルなターンを連発。
9.00を含むトータル17.23と圧倒的なスコアで格の違いを見せつけていました。
その他、元CT選手のソフィア・ムラノヴィッチもペルー代表として参加。
キャロラインに続く8.60のハイスコア、トータルでも16.77を稼ぎ、圧勝。
日本代表’波乗りジャパン’は好調なスタート
PHOTO: ISA / Sean Evans
日本代表’波乗りジャパン’
代表メンバー、メンズは昨年の田原と同様、五十嵐カノア、大原洋人、村上舜。
ウィメンズは一新して前田マヒナ、松田詩野、脇田紗良。
初日は松田詩野、脇田紗良のヒートだけ行われ、共に1位通過を果たしています。
コンテスト2日目は9月8日7時30分にファーストコール。
8時にスタート予定。
前田マヒナは南ポディウムでH20、オープニングヒートなので8時の予定。
PHOTO: ISA / Sean Evans
PHOTO: ISA / Sean Evan
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『2019 ISA World Surfing Games』
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