湘南藤沢エリア
2019-09-12 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

湘南藤沢でも台風15号が通過した9月9日未明~早朝にかけて、記録的な暴風が吹き荒れました。
この台風のうねりと、大量に降った雨、そして通過後のオンショアの影響で、地形の変化がありました。
概況として、
辻堂第2駐車場の浄化センターの前の地形が復活の兆し。
安定して良いのが、地下道左~引地川河口付近までのエリア。
反対に悪いのは、
辻堂橋前~スエヒロまでと、鵠沼銅像前~ウッドデッキ付近です。。。
今回は、9/10(火曜日)のタイド表潮位が44cm~56cm表記で、引きの時間帯だった9:00~10:20の間に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
波は、台風が残した風波に弱いオンショアが入った「腹サイズ」でした。
それでは、地形レポートです!
【第二駐車場前】

残念ながら、ビーチの看板正面から江ノ島方向の地形は悪くなりましたが。。。
また、県立辻堂海浜公園前には、


【辻堂橋前】



【辻堂正面】
正面右側船前の地形は、若干持ち直した印象です。

現在、辻堂正面~湘洋中前までの間は、全体的に地形が悪いですね。。。
【湘洋中前】
地形が良くありません。
干潮だったこともありそうですが、早いクローズアウトなダンパーが目立つ感じでした。


【スエヒロ】
引き続き、若干回復傾向です。
先週(9/4更新)よりも、サーファーの数も多くなった印象です。
地下道前~引地川河口までの地形が良好なため、多くの中上級者はそちらでサーフィンしている模様で、スエヒロには初心者の方々が集まっている印象でした。

【地下道前】
地下道前正面の地形も回復基調、加えて、東側の船前の地形も良いです。


【スケートパーク】
引き続き、藤沢では一番地形が良いです。特に河口側がいい感じです。

地形が良いだけに混雑も激しいので、上級者限定のポイントと考えた方が良いですよ。
マナーとルール厳守でお願いします!
【鵠沼】
河口周辺の地形復活しました。良いです。


チェック時には、白杭撤去工事は行われていませんでしたが、撤去されると、地形が必ず変化しますので、良い方に変化する事に期待しましょう。
【水族館前】
地形良好で、広い範囲でサーフィン可能です。


ロングボードに最適な波なので、ロングボーダーは好みのピークを探して楽しんでください。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温ですが、ここ数日は残暑の影響で、まだまだトランクス/水着だけの方も多く見かけます。
しかし、水温的にはタッパーにボードショーツ、ショートジョン位がお薦めです。
また、天気の悪い日や北東風の強いコンディションでは、そろそろスプリングスーツやロングジョンが必要になるかも知れません。
「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、間も無く秋を迎えますね。
それまで、事故や怪我/トラブル等の無いように、皆でルールとマナーを守って、残り僅かな夏気分を楽しみましょう!
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