南房総エリア
2019-10-02 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

10月に入り素晴らしい秋晴れに恵まれ、日中などはちょっと動いただけで汗ばむ程です。 とは言ってもまだ二日目ですが(笑)
心配された「台風18号」の関東地方への直接的な影響は無さそうですが、日本海へ進路を変えてからの「南~西寄り」の強風が気になるところです・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(10/1火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(9/25)のレポートで「インサイド~ミドル手前が浅目でミドル付近が若干深目」と、お伝えしましたが大きな変化は見られず、引き続きインサイド寄りの地形は健在で、ミドル~ロータイド手前の潮回りにかけて、コンディションは上向いて来ます!
・10月1日(火)、ハイタイド約2時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは引き続き、まずまずの適度な浅さの地形となっている様で写真↓の他にも、右寄りにはライト方向へのバンクも有ります。
・10月1日(火)、ハイタイド約2時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
しばらく続いている、インサイド~ミドルにかけてのバンクはキープされている様で、今回(10/1)の取材時も潮の多目な時間帯ながら、ショルダーの張ったまずまずの波がブレークしていました!
そんな中でも特に正面のコンディションが良かったですね。 それにしてもサーファー少な目ですね、まだまだ自粛モードなのでしょうか・・・。
引き続き、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、そこそこ楽しめる地形となっている様です。
3ピークともお勧めの潮回りは、ミドルタイド前後となります。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間50分前の正面。



今回(10/1)の取材時は潮の多目な時間帯でしたので、それ程露出はしていませんでしたが

そして和田方面『花籠』。
ここ何回かのレポートで「岸寄りに溜まっていた砂は真っ平らになり、河口も本来の位置から注いでいる」とお伝えしましたが、今回(10/1)の取材時は残念ながら、以前の駄目なパターンの岸寄りの地形に戻っていました・・・。
そのせいか更にショアーブレークもキツくなり、テイクオフもままならない状況でした。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間40分前の花籠。

ただ、右寄りのインサイドにはバンクが有る様で、1~2ターンは出来ていました。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間40分前の右寄り。

続いて『大原駐車場前』。
花籠正面は、ミドル付近では全く反応していませんでしたが、こちらはかろうじてトップのみブレークしていましたが、それも一瞬でウネリに戻り、消えてしまっていました・・・。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間30分前の大原駐車場前。ミドル付近のブレーク。

・10月1日(火)、ハイタイド約1時間30分前の大原駐車場前。インサイドブレーク。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
引き続き、インサイド~ミドル手前は、浅目で平らな地形となっていますが、いかんせんミドルでの反応が無く、ショアーブレークオンリーとなっています・・・。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間20分前の河口寄り。

この地形ですとハイタイド近辺のインサイドの高速ブレークに、チャレンジするしか無さそうです。
そしてS&S寄り。
こちらもほぼ河口寄りと同じ様な状況で、インサイドの地形にしか反応していませんでした。
ただし、かなり浅目なのでテイクオフもハードそうでしたので、ビギナーの方にはお勧め出来ません・・・。
・10月1日(火)、ハイタイド約1時間20分前のS&S寄り。

以上が、今週(10/1チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
水温は高目ですので日中でしたら「スプリング」朝・夕や風の冷たい時等は「ロングスプリング」がお勧めとなります!
今回は以上となります。
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