湘南藤沢エリア
2019-10-02 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

先週の地形チェックを行った9/24以降の湘南藤沢は、大潮による潮の干満による波以外は、大きくても腰サイズの定番の小波が続きました。
週末(9/28)からお隣の茅ヶ崎で行われていた、JPSAロングボードコンテストでさえ、スケジュールを消化できずに延期となるほどの、小波コンディションでした。。。
しかし、海が穏やかだったおかげで、先週の月曜日(9/23)に吹いた強烈オンショアで掻き回された地形は落ち着きを取り戻した模様です。
良いニュースとしては、辻堂第2駐車場前~スケートパーク前までの、広いエリアで地形がより一層復活の兆し。
3~400メートル間隔にサンドバーが形成され、ピークができた感じです。
反対に悪くなったのは、引地川河口~銅像前です。。。
今回は、10/1(火曜日)のタイド表潮位が73cm~63cm表記で、中潮の引きの潮時間帯だった10:00~11:30の間に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
波は、小ぶりな南東うねりの膝腰サイズで、無風~弱い南東風でした。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです!
【第二駐車場前】
辻堂第2駐車場前、県立辻堂海浜公園前、共に地形が若干深くなりましたが、引いている時間帯なら十分できる地形です。


藤沢エリアは、西に行くほど海が空いていますので、混雑を避けたい方にはオススメのスポットです。
【辻堂橋前】
正面と左側に2つのピークがあります。
辻堂全体で3~400メートル間隔で、深めのチャンネルとピークがあるので、好みのブレイクが見つかれば十分に楽しめる感じです。

こちらも秋を迎えて空いてきました。
【辻堂正面】
正面と右側船前の地形は良くはありませんが、引いている時間帯でしたら、小波でも十分にサーフィン可能な地形でした。
秋になり、辻堂周辺は空いています。


【湘洋中前】
ここの地形も先週(9/26更新分)よりは、良くなってきた印象です。
膝腰ぐらいでも、潮が引いていれば十分に楽しめる地形でした。

【スエヒロ】
引き続き回復傾向で、左右に2つのピークが復活の兆しです。


地形の完全復活に期待が持てそうな雰囲気です。
【地下道前】
地下道正面~船前の地形も回復基調です。
全体的に広い範囲でサーフィンは可能ですが、船前とスケートパーク前に深いチャンネルができました。


チャンネルの脇には、良いサンドバーができやすいので要チェックです。
【スケートパーク】
引き続き、近隣で一番良い地形です。特に河口側、いい感じで、河口周辺まで来ると、秋に多い東風の影響も受けにくくなりますし。

初中級者の方は波が取れず練習になりませんので、他で入った方が良いと思います。
【鵠沼】
引地川河口の地形が崩れ気味ですね。。。
河口~銅像前の地形は、あまり乗りしろがありません。

ただし、白杭撤去により銅像の東側の地形が回復しました。


【水族館前】
地形は若干持ちなおしました。

ウッドデッキ前まで移動すれば、十分できますよ。
移動するか、大きなうねりに期待しましょう。
今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温ですが、晴れている暖かい日の昼間は、長袖タッパーにボードショーツ、スプリングでできる日も未だあります。
ただし、朝夕は気温が下がるので、シーガルやロングスリーブスプリングの着用をお薦めします。
そろそろ、雨の日には薄手のフルスーツの準備も必要な時期になってきました。
10月に入り、本格的な秋の訪れです。
季節の変わり目は、寒暖の差が大きい日が多いので、ご注意ください。
年齢を重ねるほど、体温の調節機能が低下するらしいので、体を冷やしての事故には、特に注意しましょう。
事故や怪我/トラブル等の無いように、皆でルールとマナーを守って、秋の行楽シーズン後半を楽しみましょう。
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