南房総エリア
2019-10-09 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

先月、千葉県を直撃した「台風15号」から一ヶ月が経過しましたが、いまだ被災した多くの住宅が修繕もままならずブルーシートで覆われたまま。
そんな状況のなか、今週末の三連休を狙い澄ましたかの様に大型で猛烈な「台風19号」が、東日本へ接近もしくは上陸との予報に戦々恐々としています。
しかも飲食店や宿泊、観光商業施設等が復興へと舵を切った矢先だけに、そのダメージは計り知れません。
なんか暗い話ばかりになってしまいましたが、とにかく自然の力には抗えませんので万全の体制で備えたいと思います。
という事で「地形レポート(10/8火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
今回の取材時も「インサイド~ミドル手前が浅目でミドル付近が若干深目な地形」に変化は見られず、潮の少な目な時間帯は、レフトブレーク中心の速目もしくはワイドダンパー気味のコンディションとなり、ミドル~ハイタイドにかけては、インサイド寄りの厚速目気味のライトブレーク中心となる地形の様です・・・。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間後の監視所側。

そして教習所側。
こちらはミドル付近が深目になってしまった様で、潮の少ない時間帯は写真↓の様にブレークしますが、ミドルタイド辺りから割れづらくなり、インサイド寄りのワイドブレークになってしまいます。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらは「威風堂々」としたモノで、ブレませんねぇ・・・・。
引き続きインサイド~ミドルにかけてのバンクは健在で、今回の取材時はサイズ・風にも恵まれ3ピーク共、中・上級者向けのエクセレントコンディションでした!
引き続き極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、まずまず楽しめる地形をキープしている様です。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間10分後の正面。



引き続きインサイドのリーフにはお気を付け下さい。

そして和田方面『花籠』。
前回(10/2)のレポートで「河口が閉じてまた岸寄りにモッコリと砂が溜まり出した」とお伝えしましたが、今回の取材時は写真↓の様に河口が切れて、この辺りに砂が付き若干浅目に変化した様に見えました・・・。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間20分後の花籠正面の河口付近。

ただし、その後が続かずウネリに戻りがちでしたので、この辺りがまだまだ深目の地形の様です。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間20分後の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
前回(10/2更新分)迄は、ミドル付近ではほとんど反応していませんでしたが、今回の取材時は、サイズも有り潮の少な目な時間帯だったので1~2ターンは出来ていましたが、花籠同様こちらもその後が続かず、ウネリに戻り最後はショアーブレークに・・・。やはりこの辺りが深目なのは変わってはいない様です。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
アウト~ミドルにかけてウネリは有るものの、結局反応するのはインサイド寄りのバンクとなってしまいます。
こちらの写真の波は実際はかなり速目ですが、中・上級者でしたら1~2アクションは入れらそうでした!
・10月8日(火)、ロータイド約2時間40分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
サイズが有りましたので、かろうじてミドルで反応していましたが、ショルダーも張らず、すぐに消えてウネリに戻ってしまっていました。
・10月8日(火)、ロータイド約2時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(10/8チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
前回(10/2更新分)よりも水温は若干下がりましたので「シーガル」や「ロングスプリング」をお勧めします!
今回は以上となります。
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