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湘南藤沢エリア

2019-10-09 更新
皆さん、こんにちは。
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
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先週水曜日の10/2に、遠く離れた台風18号の影響で、胸サイズまで上がった以外は、安定の小波続きだった湘南藤沢。

翌10/3には早くもこのうねりは終息を迎え、日本海で温帯低気圧に変わった影響で10/4には強めのオンショアが吹きました。

この強いオンショアに海がかき回されて、地形が若干変化した模様です。

※10/7(月)朝の時点では、スケートパーク前と堀川網船前のサイクリングロードは、オンショアで溜まった砂で、自転車での通行が困難な状況でした。
チャリ移動の方はご注意下さい。

ザックリ言うと、良いニュースは、地下道前と辻堂第2駐車場が地形復活の兆し。
反対に悪いのは、先週(10/2更新分)に引き続き、引地川河口~銅像前ですが、基本的には、小波続きだったため、全体的に地形の変化は小幅で、安定傾向でした。

今回は、10/7(月)のタイド表潮位が58cm~81cm表記で、小潮の引きの時間帯だった6:00~8:00に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。

小ぶりな東うねりで、オフショアの膝腿サイズでの地形チェックとなります。

それでは、各ポイント毎の地形レポートです!


【第二駐車場前】
県立辻堂海浜公園前、辻堂第2駐車場前、共に地形が若干良くなりました。
無人のピークもあり、引いている時間帯なら、小さくても十分できます。
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前回に引き続き、藤沢エリアでは西に行くほどポイントは空いていますので、藤沢の西端になるこの辺りは、混雑を避けたい方へのオススメスポットです。


【辻堂橋前】
地形を若干持ちなした模様です。
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辻堂全域で、3~400メートル間隔に深めのチャンネルとピークがあります。
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チェック時は、気温の低い平日の早朝だったので、人も少なく十分楽しめる感じでした。
辻堂エリア全体的に、引きの時間帯であれば、小波でも十分楽しめそうな地形です。


【辻堂正面】
辻堂正面左(江の島)側は、地形回復傾向です。
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引いている時間帯でしたら、小波でも十分にサーフィン可能な地形になってきました。
正面右側の船前は、若干悪化傾向ですが。。。
先週に引き続き、辻堂エリアは空いています。
混雑を避けたい人には、オススメのポイントです。


【湘洋中前】
地形は若干下降気味。。。
決して良くありませんが、ロングボードであればサーフィン可能な程度でした。
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膝腿ぐらいのうねりだと、引いていればどうにかサーフィン可能…というレベルの地形でした。


【スエヒロ】
ここ数ヶ月間の状況を踏まえれば、引き続き若干の回復傾向と言える地形だと思います。
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決して良いとは言えませんが、引きの時間帯限定で、ロングボードでしたらサーフィン可能でした。
地下道前の地形が回復傾向にあるため、ここは空いていました。


【地下道前】
地下道前右側、船前、共に地形完全回復基調です。
全体的に広い範囲でサーフィンは可能でした。
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今後もしばらくは楽しめそうな印象でしたが、混雑しているので、ご注意下さい。


【スケートパーク】
河口寄りのライトの地形は若干崩れました。。。
しかし、正面のレフトの地形は回復傾向です。
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河口周辺は、この後予想される、東うねりと北東の風の影響も受けにくいですが、混雑も激しく上級者向けのブレイクとなるので、初級者の方は、水族館前方面や片瀬東浜方面のチェックをお勧めします。
ただし、サイズが大きかったら、海に入らない判断もお願いします。


【銅像前】
引地川河口の地形が崩れ気味で、川の中しか、乗りしろがありませんね。。。
河口から銅像前までの地形は、引き続き悪いですし。。。
今週末の大時化による変化に期待したいところですが。。。
旧白杭前は、
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良くはありませんが、銅像前の周辺では、唯一良好なブレイクでした。


【水族館前】
チェック時は、うねりが小さすぎるので、乗りしろがありませんでした。
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サイズが小さい時は、ウッドデッキ方面への移動をオススメします。


今回の地形レポートは以上になります。


さて、現在の水温です。
朝夕は気温が20度を下回る日もあるので、シーガルやロングスリーブスプリングの着用をお薦めします。

本格的な秋に入り、水温も下がってきますので、薄手のフルスーツや、ロングジョン+ロングスリーブタッパのコンビネーションなどの準備も必要な時期になってきましたね。

また、今週後半には次の台風(19号)の影響で、しっかりした東うねりが届きそうです。

台風のうねりが入った海は、普段のそれとは大きく違いますから、ご自分のレベル/技量/経験をしっかりと自覚して、決して無理せず安全第一でお願いします!

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