南房総エリア
2019-10-23 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

「台風20号」は、21日(月)18時頃四国沖で温帯低気圧に変わりましたが、その影響で取材時の昨日(22日)は当エリア全域に渡りクローズアウト。
そして、一夜明けた本日(23日)はまるで「台風一過」の様な晴天で、しかも風も弱く久し振りのポカポカ陽気に恵まれていますが、私の記録によると、朝から晴れたのは10月9日(水)以来で、実に二週間振りとなります。
ただしそれもほんの束の間、次なる台風「21号」が北上中。進路予想によれば、本土から離れた東寄りの海上を通る様ですので、直接的な影響は小さそうですが、大雨や高潮には警戒が必要です。
台風に翻弄された9~10月でしたが、これを最後にして貰いたいモノです・・・。
と言う事で、今週も「地形レポート(10/22火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
前回(10/16)のレポートで「台風19号の影響でミドル付近にも砂が付き、全体的な浅目な地形に変化した様です」とお伝えしましたが、僅か一週間でまた元の「ミドル付近が深目な地形」に戻ってしまった様です。
取材時は温帯低気圧の影響により、ほぼクローズアウト状態でしたので、ミドルで反応していましたが、サイズの無い時はミドルをスルーして、インサイド寄りのブレークとなってしまいます。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間後の監視所側。

・10月15日(火)、ロータイド約2時間前の監視所側インサイド。

そして教習所側。
こちらは、前回(10/16)レポート時から大きな変化は見られず、引き続き全体的に浅目な地形をキープしている様です。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間後の教習所側。

次はお隣『千歳』。
こちらはハードながら上級者やプロサーファーなら、十分乗れそうなコンディションに見えましたので、Wオーバーのサイズにも負け無い程、地形がガッツリと決まっていると言う事でしょうか・・・。
以前からお伝えしている通り、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、十分楽しめる地形となっている様です。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間10分後の正面。



インサイドのリーフにはお気を付け下さい。

そして和田方面『花籠』。
連日の雨により、引き続き河口付近は真っ平らになっていました。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間20分後の花籠正面の河口付近。

ただし、これは「サイズが有るからでは」という見方も出来ますが、以前よりは砂が溜まり浅目な地形に上向きつつ有るのは間違い無いと思われます。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間20分後の花籠。

続いて『大原駐車場前』。
こちらもサイズの無い時を見てみないと何とも言えませんが、以前よりはミドルでの反応も良くなり、ウネリに戻る事無く、スープも規則正しく岸迄続いていました!
・10月22日(火)、ロータイド約4時間30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
取材時(10/22)を見る限り、ミドル付近での反応がかなり良くなっていました。
更に潮回りもミドルタイド近辺でしたので、インサイド寄りの地形にも反応していました!
・10月22日(火)、ロータイド約4時間40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらもミドルでの反応も良く、ファーストブレークの後ウネリに戻る事も無く、スープも規則正しくインサイド迄続いていましたので、全体的に浅目な地形に改善された様です。
・10月22日(火)、ロータイド約4時間40分後のS&S寄り。

以上が、今週(10/22チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
前回更新(10/16)から水温の大きな変化は無く、晴れて天気の良い日中等は「シーガル」や「ロングスプリング」、それ以外の時は「3mmジャーフル」をお勧めします。
今回は以上となります。
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