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一宮エリア

2019-10-25 更新
皆さん、お疲れ様です!
波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」一宮エリア担当、太東の関田秀俊です。
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前回(10/18)更新以降は、前半の期間に北東コンディションの風波が続き、潮の時間帯で変化はありつつ、各ポイントでカレントの悪影響もあってまとまりのない複雑なブレイクが目立っていた印象です。

その後で台風から勢力を弱めた低気圧が接近し南よりのウネリに変わり、コンディション的には整った雰囲気だったので、上級者向けな力のある波質が増えていたものの、志田~太東周辺をメインに今回の期間中で一日を通して狙える波が届いていました。

それでは、各ポイント毎の地形レポートです!


【一宮】
10/23水曜日の10時頃の様子から地形を判断します。潮は上げに向かって中間をすぎたくらいで、台風19号の影響を受けてからもアウトの地形は広がった状態が続き、胸~肩サイズに対しても、潮の多い時間帯でピークとしては十分な反応がありましたが、ポイント全体的にはカレントで荒れた状況でもあるのでスムーズに距離を乗れる感じではありませんでした。
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インサイド~ミドルエリアにかけて深いセクションが広がってしまい、肩以上の波が来れば短いながらもアウトのブレイクを楽しめそうですが、周りが深く潮の時間帯に関係なく途中で波が途切れてしまうので、胸以下のサイズからは使える地形がかなり狭くなってしまうかもしれません。
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潮の少ない時間帯が気になりますが、最近の様子からは潮が上げに向かってウネリがまとまった方が滑りやすく、左側の堤防周辺をメインにコンパクトなピークが残っていた印象です。
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【サンライズ】
10/23水曜日の11時頃。潮は上げに向かって満タンに近い時間帯での地形レポートで、中央エリアでカレントが強まっている雰囲気なので不規則なブレイクが目立ち、スムーズに乗れる波が少なくなっているものの、左右の堤防周辺に関しては一宮よりも乗り繋げる地形をキープしている印象で、サイズなりに距離を乗れている様子です。
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全体的には特に浅い地形はなくスモールコンディションに対しては潮の少ない時間帯を狙う深い状況ながら、胸~肩以上のサイズがあれば潮の多い時間もミドル~アウトに安定したピークができていました。
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右側のレギュラーは余計なカレントが残るような深いヨブはなく、スムーズな反応があり潮の少ない時間帯で腹前後のコンディションまで対応でき、風向きとサイズ次第ではありますが、堤防周辺に限られながらもサーフィン用の地形としてはいい状態をキープできている印象です。


【東浪見】
10/23水曜日の11時半頃。潮は満タン寸前での地形チェックで、中央周辺のエリアやビーチが削られたインサイドの広いエリアでカレントの強まっている雰囲気で、多少アウトに片寄った、ワイドになってしまうピークもありますが、レフトとライトのブレイクが形になっていた様子で、左右にわかれて乗り繋げる地形をキープできていた様子です。
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地形は限られつつ、右側のレギュラーはタルめながらもこれまでよりミドルエリアの地形がまとまってフェイスが広がるセクションが伸びていたので、潮の少ない時間帯を狙って腹前後のサイズまで反応がありそうです。
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中央エリアに関してはカレントが弱まらないとブレイクに影響してしまうかもしれませんが、左側にかけて潮が多くなってからまとまるミドルエリアのピークも含めると、地形の様子からは潮の時間帯次第で狙える波が見つかりそうでした。


【志田】
10/23水曜日の12時半頃。満タンの潮止まりの時間帯での地形チェックで、中央~右側のインサイドにかけてカレントで深くなったセクションがあり、アウトから形になる波もミドルエリアでボヨついたり複雑な反応になってしまうようです。
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全体的にはアウトまで地形は広がっていましたが、潮の多いタイミングに関しても頭以上のサイズからワイドに反応する波が多くなってしまい、ミドル~インサイドの形になる地形は胸~肩サイズまでしかまとまらず、この日の様子では中央エリアの深いセクションでブレイクが途切れる波を狙って距離を乗れていた雰囲気です。
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左側には特に悪影響となっている様子はありませんが、最近のサイズからはレフトの形はあるものの安定して形にまとまる状態ではなく速いブレイクが目立っていました。
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29日(火)にかけてJPSAのコンテストが行われる予定です。


【太東】
水曜日10/23の14時頃。潮は満タンから引きに変わるタイミングでの地形レポートで、台風や北東コンディションで強まったカレントの影響が残る深めな状況ではありますが、この時の時間帯でも腹以上あれば堤防の内側で狙えるピークが出現していたので、潮の時間帯によっては十分対応できる状態だと思います。
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強まったカレントで、ガスト方面に関してはブレイクが不安定な様子ながら、堤防周辺では頭以上でアウトから距離を狙える波が反応し、ミドルエリアで形をキープする波はショートボードでもスムーズに滑れる波質のようでした。
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地形によってハッキリした反応になり、カレントが働いて形が安定していたので、ウネリが届けば潮が上げに向かう時間帯でまとまった質のいい波が見つかりそうです。


【夷隅】
10/23水曜日の14時半頃。引き始めで潮は多いタイミングで、長く続いているカレントコンディションが悪影響となっている雰囲気があり、この日のような落ち着いたサイズに対しては深いセクションが増えて複雑なブレイクが多くなっていました。
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ボヨつくエリアでは常にカレントが目立ってしまい、スムーズな反応が短く、特にNo.1に関しては中心寄りに余計なカレントがあるので、左右から反応するピークも形の安定感はありませんでした。
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ビーチが削られてできた地形は、北東コンディションによって荒れた状況になってしまい、スモールサイズに対応できる範囲も潮が多くなるほど限られてしまい、ピークのまとまりはいいものの、ミドルから手前のブレイクが荒れた地形に影響されている印象です。

今回のポイント毎の地形レポートは以上になります。


さて、水温は、北東コンディションが続いていますが、水温はこれまでと比べると下がり傾向なので、最近の外気の雰囲気からも朝夕は確実にフルスーツが必要な状況になりました。


最後に、この先の波に関しては、沖を通過する21号からのウネリに期待できそうですね。最も接近する金曜日(10/25)のオンショア予報の後で、落ち着き傾向になる土曜日(10/26)以降は、オフショアに変わるタイミングを狙える可能性があり、風向きは安定しない状況ではありますが、しばらく続いた北東コンディションは一度解除されると思います。

上級者向けなサイズからのスタートながら、次回(10/28週)の更新までの期間で初~中級者レベルに合う波が見つかりそうです。ただし、今の地形の様子からはインサイド~ミドルエリアや堤防周辺では余計なカレントが働いて、周りよりも深くなっている所も残りそうなので、このエリアは胸以下のコンディションからは反応する地形が限られ、サイズが下がるほど潮の多いタイミングでボヨつきやショルダーが途切れる波が増えてしまうかもしれません。

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