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リパチャージに突入!『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』3日目

2019-10-30 更新
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PHOTO: ISA / Sean Evans

ガブリエル・メディナ(BRA)、ジョーディ・スミス(ZAF)、フィリッペ・トレド(BRA)、ジュリアン・ウィルソン(AUS)、オーウェン・ライト(AUS)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)、ステファニー・ギルモア(AUS)、コートニー・コンローグ(USA)、キャロライン・マークス(USA)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、タイラー・ライト(AUS)、ブリッサ・ヘネシー(CRC)と現在のCTで活躍している選手も過去に金メダルを獲得したことがあり、五十嵐カノア(JPN)も3度参加経験があるWSLのワールドジュニアと並び、コンペティターの登竜門となっている ISAワールドジュニア。

『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』は現地時間10月29日にコンテスト3日目を迎え、18歳以下のボーイズはR2のH13から再開してR3を戦う32名が決定。

コンテスト初日から続くコシ〜ムネサイズの南よりのウネリにこの日は南〜南東風が強まる傾向。特に午後は難しい戦いを強いられていました。

16歳以下のボーイズはR2の全てのヒート、16歳以下のガールズは12ヒート中、8ヒートが進行。

メインラウンドを落とした選手によるISA独自の敗者復活戦フォーマット、リパチャージラウンドも全てのクラスで始まり、44カ国343名の選手の内、早くも24名の選手がコンテストから脱落。
しかし、団体戦が重視される今イベントでは、敗退した選手にも国のサポーターという重要な役割が残っています。

日本代表’波乗りジャパン’

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矢作紋乃丞
PHOTO: ISA / Sean Evans

コンテスト2日目の時点でリパチャージに回った選手が僅か2名と好調な日本代表「波乗りジャパン」

16歳以下のボーイズR2では矢作紋乃丞、岩見天獅、松原渚生が全て1位通過。
特に矢作紋乃丞はエアリアルをメイクして8.00を含むトータル15.87とこのクラスでは2番目のトータルスコアを出して注目を集めていました。

16歳以下のガールズR2では都築虹帆、中塩佳那が1位通過を果たした一方、松岡亜音が3位でリパチャージ行き。

これでリパチャージに回ったのは松岡亜音の他、18歳以下のボーイズの上山キアヌ久里朱、金沢呂偉の3名。

残りの選手は全てメインラウンドR3行きを決め、オーストラリア、ブラジル、アメリカなどに並んで暫定1位です。

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都築虹帆
PHOTO: ISA / Sean Evans

メインラウンドの注目選手

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開催国のアメリカ代表も順調
PHOTO: ISA / Sean Evans

16歳以下のボーイズで未だに破られない8.67のハイエストスコアを持っている南アフリカ代表のルーク・トンプソンはR2でリズムを崩さず、ハワイ代表のジャクソン・バンチと共にラウンドアップ。

「昨年初めてここに来たけど、それは人生で最高の旅だった。チームと共に粘り、リパチャージR9まで進んだんだ。今年はもっとヒートを勝ち上がり、金メダルを目指すよ。南アフリカを代表することを非常に誇りに思っている。国を背負うことが大きなプレッシャーになる可能性はあるけど、こんな素晴らしい機会を与えられて嬉しいね」

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元CT選手のグレッグ・エムズリーを叔父に持つ南アフリカ代表のダニエル・エムズリー
PHOTO: ISA / Sean Evans

南アフリカ代表のサポートをするために元CT選手でISAジュニア、ワールドサーフィンゲームス共に出場経験があるマイケル・フェブラリーが来場。
今イベントの経験について語っていました。

「ISAワールドジュニアには最高の思い出があるよ。ここでサーフィンのキャリアを始めることは素晴らしい。親友と一緒に素晴らしい旅をしながら他の世界を見ることが出来るんだからね。オーストラリアやアメリカなどから来る有名選手の名前を全て聞き、世界中の選手が同じ場所に集まる。オリンピックでサーフィンが行われることは素晴らしいね。ISAジュニア、ワールドサーフィンゲームスを経験し、今オリンピックに参加するスポーツとして見ている。若いサーファーへのアドバイスは、素直に楽しみながらのめり込むことかな。これ以上楽しいものはないよね」

リパチャージラウンド

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ペルー代表のソル・アギーレ
Photo: ISA / Ben Reed

リパチャージラウンドでは18歳以下のガールズでニュージーランド代表のサッフィ・ヴェッテがこのクラスのハイエストとなるトータル13.50で圧勝。
チームメイトのエステーリャ・ハンガーフォードも11.60でラウンドアップ。

16歳以下のガールズでハイエストを出したのはペルー代表のソル・アギーレ。14.16でイングランド代表、中国代表などを完璧に抑えていました。

18歳以下のボーイズではポーランド代表のマキシミリアン・ミハウォフスキが11.64のハイエストを出してリパチャージR2へ。

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ポーランド代表のマキシミリアン・ミハウォフスキ
Photo: ISA / Ben Reed

コンテスト4日目のスケジュール



コンテスト4日目は現地時間10月30日の7:00〜17:00(日本時間は同日23:00〜翌日9:00)に進行。

ダブルバンクで行われ、ノースでは16歳以下のガールズR2の残りヒート終了後、18歳以下のボーイズR3、18歳以下のガールズR3、16歳以下のボーイズR3の順で行われる予定。

サウスではリパチャージラウンド、18歳以下のボーイズR2、18歳以下のガールズR2、16歳以下のボーイズR2の順で行われる予定。

『2019 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』公式サイト




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