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遂にノースショアの季節到来!QS3,000『Vans Pro』を制したのは?

2019-11-01 更新
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PHOTO:© WSL/Heff

オアフ島・ノースショアのサンセットビーチを舞台としたトリプルクラウンの前哨戦QS3,000『Vans Pro Presented by HIC』
今年はタイミング良くウェイティングピリオド初日からシーズン初の巨大な10ftオーバーの北西ウネリが入り、10月28日〜30日にかけて3日間連続で開催。
ビッグマニューバーにバレルあり、多くの9ポイントライドとパーフェクト10が2つも出た素晴らしいコンテストになりました。

優勝は南アフリカのデヴィッド・ヴァン・ジール

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PHOTO:© WSL/Heff

ノースショアの象徴とも言えるサンセットビーチで長い歴史を持つ今イベントは圧倒的にハワイアンが強く、今年のファイナルにもジークことエゼキエル・ラウ、バロン・マミヤが残り、ノースショアで一目置かれ、R4で10ポイントも出していたオージーのロボことジャック・ロビンソン、南アフリカ出身のダークホース、デヴィッド・ヴァン・ジールと対戦。

序盤からリードしていたのは2011年、2017年にこのタイトルを獲得しているジーク。
後半、コンビネーションスコアまで追い込まれていたデヴィッドが猛チャージで大逆転。
QSでは昨年の南アフリカの1,500以来、2度目の優勝。伝統あるノースショアのタイトルを獲得することに成功しました。

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デヴィッド・ヴァン・ジール ビッグマニューバーでキャリア最高の優勝
PHOTO:© WSL/Chlala

「興奮しているよ。凄い嬉しいね。ファイナルに進めただけでも興奮していたんだ。だから、ただサーフィンして波を乗るだけだと考え、優勝なんて予想外だったよ。良い波に乗ってハイスコアを出したかっただけさ。最初は少しナーバスになった。ヒートの半分はコンビネーションに追い込まれていただけに最後に勝てた時は本当に特別な気持ちだったよ」

2012年から本格的にQSをフォローしているデヴィッドは26歳。
2016年まではランキング3桁、2017年から2桁をキープして昨年の同イベントでは5位に入っていました。
今回の優勝でランキングは83位に上がり、トリプルクラウンの出場権も得ています。

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PHOTO:© WSL/Chlala

「ファイナリストはみんな凄かったよ。特にジーク。彼はこのイベントで優勝経験もあるし、とてもパワフルで波を本当に良く知っている。ジャック・ロボ、彼はハワイアンではないけど、ここのマスターで最高のサーファー。バロンは多分ここでは上位3〜4人に入り、短いサーフボードで凄いサーフィンをする。そんなサーファー達とファイナルを戦えてとても嬉しいし、本当に特別だった」

デヴィッドはR1でパーフェクト10を出したハレイワのベンジ・ブランドの家に2ヶ月滞在してトリプルクラウンを戦う予定。
今イベントでもベンジによるローカルナレッジが活かされた形となり、トリプルクラウンでの活躍も期待されています。

ジークが今年もサンセットビーチで魅せた

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PHOTO:© WSL/Chlala

2011年、2017年に今イベントで優勝、『Vans World Cup』では2013年、2018年に優勝とサンセットビーチではサニー・ガルシアに並ぶ強さのジーク。
ファイナルでもトレードマークのレイバックなどでスコアを伸ばし、デヴィッドに逆転されるまでリードを握っていました。

「他の選手よりも多くの時間をこのビーチで過ごし、気楽に出来ることが安心感に結び付いていた。ファイナルデイの朝は準備完了、自分にとっていつものことだよという気分でウォーミングアップをして5ヒートを戦ったのさ。勝つために何が必要かを理解してペースを一日合わせていたよ。ファイナルデイに最後のヒートまで進めて嬉しいね」

CTでは2017年から3年目のキャリアとなるジーク。
現在のCTランキングは28位、QSは48位と共にリクオリファイには難しいポジションにいますが、トリプルクラウンの3戦で一気にポイントを稼ぐ可能性は十分にあります。

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このバレルを抜けて10ポイントを出したロボ
PHOTO:© WSL/Heff

「自分にとって幸運に恵まれない長い一年だった。だから、家に戻り、最初のイベントに参加してファイナルまで進めたのは大きいし、気分は良いさ。この勢いがトリプルクラウンでも続くと良いね。今年はタイトルを獲得してトロフィーをサニー・ガルシアに持っていきたい」

1983年から始まったトリプルクラウンの長い歴史で6度の最多獲得記録を持つサニー・ガルシアですが、うつ病との長い戦いの末、今年4月に自殺未遂をして病院送りとなり、現在も闘病生活を送っています。
多くのハワイアンや彼に関係したサーファーにとって今年のノースショアは特別な思いを抱えてのシーズンになるでしょう。

なお、今イベントの結果によりQSのハワイ/タヒチリージョナルのタイトルが確定。
カウアイ島のギャヴィン・ジレット、コディ・ヤングが来年前半のQSのシード権を獲得しています。

日本人選手ではR4進出、25位でフィニッシュした加藤嵐が最高位でした。

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ギャヴィン・ジレット
PHOTO:© WSL/Chlala

『Vans Pro』結果
1位 デヴィッド・ヴァン・ジール(ZAF)
2位 エゼキエル・ラウ(HAW)
3位 ジャック・ロビンソン(AUS)
4位 バロン・マミヤ(HAW)

2019年『Vans Triple Crown of Surfing』スケジュール



■11月13日〜24日
開催場所・ハレイワ アリイビーチパーク
『Hawaiian Pro』

■11月25日〜12月7日
開催場所・サンセットビーチ
『Vans World Cup』

■12月8日〜20日
開催場所・パイプライン/バックドア
『Billabong Pipe Masters』

WSL公式サイト








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