湘南藤沢エリア
2019-11-06 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。
先週(10/28週)は、JPSAロングボードツアー最終戦解説のため、お休みを頂きすみませんでした。

20号の後は、台風シーズンも終わり、安定の小波が続いた湘南・藤沢。
そんな中、11月1日(金)~11月4日(月)に「VANS JOEL TUDOR DUCT TAPE INVITATIONAL AND FESTIVAL」が鵠沼海岸スケートパーク前で行われました。
大会期間中も安定の小波が続きましたが、地形が良いため、無事にコンテストを終えることが出来ました。
ザックリ言うと、藤沢は全体的に地形が良く、潮回りをうまく使えば、腰サイズあれば全域でサーフィン可能です。
地形が深めなポイントでは、引きの時間帯を、遠浅なポイントでは、上げの時間帯をチョイスすると良いでしょう。
今回は、11/5(火)のタイド表潮位が64cm~94cm表記で、小潮ながらも引きの時間帯だった6:20~8:00に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
オフショアの膝腰サイズでの地形チェックとなります。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです!
【第二駐車場前】
ピークが沢山あり、十分に楽しめる感じです。
看板前は、ちょっと深いので、ロータイド狙いがお勧めです。



【辻堂橋前】
辻堂橋前の地形も引き続き上向き傾向です。
ピークも近隣全域にあり、十分に楽しめる感じです。

混雑を避けるには、

【辻堂正面】
正面はちょっと深めですが、ロータイドの時間帯なら大丈夫です。
右側船前の地形は回復傾向で、良い波をつかめば十分にアクションを入れられる感じでした。


ビーチに立って、辺りを見渡して良さそうなピークを探してください。
腰以上あれば、出来そうなピークが見付かると思います。
【湘洋中前】
湘洋中前の地形も腰ぐらいでも、潮が引いて入れば十分に楽しめる地形です。

潮やウネリの方向などでポイントを選んで楽しんでください。
【スエヒロ】
ここは、地形が多少悪化傾向です。
チェック時は潮が低過ぎる印象でしたので、もう少し潮が上げている時間帯の方が乗りしろがありそうです。

人混みが嫌いな人にはオススメのポイントです。
【地下道前】
引き続き地下道前エリアは地形良好で、広い範囲でサーフィンが可能です。


全体的にこの近隣は広い範囲でサーフィン可能です。
【スケートパーク】
引き続き、藤沢では一番安定しています。
河口寄りのライトの地形は崩れましたが、レフトは十分にライディング可能です。


基本的には、全域でサーフィン可能ですが、混雑しますのでマナーとルール厳守でお願いします。
【鵠沼】
チェック時は引きの時間帯でした。
この一帯は遠浅なため、もう少し潮が上げた方が良いですね。
肝心の地形の方ですが、引地川河口の地形は若干崩れ気味です。



【水族館前】
地形は悪くありませんので、もう少しサイズがあれば良さそうです。


今回の地形レポートは以上になります。
さて、現在の水温です。
富士山にも雪が積もり、秋の深まりを感じます。
日に日に、朝の気温が低くなってきました。

と言うことで、現在オススメのウエットスーツですが、朝一は3MMのフルスーツやロングジョン&ロングスリーブタッパのコンビネーションなどをお勧めします。
ちなみに晴れている日なら、まだシーガルやロングスリーブスプリングでもサーフィン可能な水温ですが。。。
気温の低い平日の早朝は人がめっきり少なくなりました。
空いている海がお好きな方には、休み明け狙いの、早朝のサーフィンをお勧めします。
空いているラインナップでの朝活、気持ちいいですよ。
もうじき水温も低くなってくるので、しっかりと防寒準備をして、事故の無い様、サーフィンを楽しんでいきましょう。
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