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「ジョンジョンのツアー復帰がもたらす関係各所への影響」- F+(エフプラス)

2019-11-11 更新
Text by つのだゆき Photo by snowy、WSL

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ヨーロッパレッグも終わり、タイトルレースの行方も何となく見えてきた……はずだったんだけど、ヨーロッパでは番狂わせがおこり、タイトルレースの行方はますます見えなくなってしまった。
ガブリエル・メディーナがポルトガルで決めちゃう勢いだったのに、まさかのインターフェア負け。フランスも取りこぼしていて、2試合連続の9位。フィリッペは不運にもケガで本領を発揮できずに一歩後退、しかしこのヨーロッパレッグを2位、優勝で駆け抜けたイタロ・フェレイラがガブに代わってタイトル争いのトップに立った。ジョーディも差を詰め、イタロ、ガブ、ジョーディの差が1000ポイントちょっとというクロスになり、4位のフィリッペとイタロの差も2000ポイント以下。パイプのでき次第でどうにでもなる感じになってしまった。

エフプラス - ジョン・ジョン・フローレンス

また、オリンピックCT枠の争いも熾烈で、ブラジルはイタロ、ガブ、フィリッペの中のふたり、アメリカはコロヘが確定しているので、残り1枠をジョンジョンとケリーの一騎打ち。現状ではケリーはパイプで5位以上がジョンジョンを抜くのに必要なんだと思う。
そしてこのタイミングでジョンジョン復帰のニュース。
これねぇ、結構迷惑な関係者たくさんいると思う。パイプでジョンジョンと当たるって、ある意味絶望的な感じで、そのハズレくじを誰が引くかでタイトルの行方も変わってくるんだと思う。できればファイナルまで当たりたくない相手だし、同じサイドに入っちゃうのも勘弁だしね。
タイトルだけでなく、クオリファイボーダーあたりも迷惑だろうな。

エフプラス - ケリー・スレーター

おそらく一番迷惑なのはケリー。たぶんジョンジョンがパイプに出てセミに行っちゃうと、ケリーが優勝してもオリンピックの目がなくなるんじゃないだろうか。クオーターで当たってジョンジョン破って優勝してオリンピック、とかだと往年のケリーのパイプドラマ大狂乱の感じだけど……。
女子もアメリカチームが大混戦、カリッサ、レイキー、キャロライン・マークスのうちふたりというハイレベル。こちらはマウイでの戦い。

日本チームは五十嵐カノアがCT枠、村上舜、松田誌野が2019WSGでアジアトップで確定とリリースに出てたけど、まだ2020年のワールドサーフィンゲームスがあって、例えばそこでメンズの誰かが3位とかに入っちゃって舜の2019の成績を上回ってのアジアトップになったらどうなるの? 各国2名までだけど、特例で日本から3人出れるのか、舜取り消しなのか……誰か教えて。もし3人出れるなら、チャンスを広げるという意味で2020WSGにすでに確定している舜を出さないという選択肢もあるわけよね?
女子の場合もうひと枠あるので、2020WSGの代表は松田誌野以外? 女子の場合アジア勢の中で、と区切ればトップはほとんど日本人だからもうひとりいけるよね。
ま、そういうこともあるけど、国別対抗の試合なので、その成績を考えて実績のある選手……というきれいごとはあるけど、2020WSGに関しては実質オリンピック出場権の争いだもんね。いろいろ考えないと。
まぁ、この出場権をめぐるルールの詳細は、本当に私最後まで難解で理解できずでした。まぁ、早い段階であきらめちゃった、ってのもあるんですが。


エフプラス - ジョン・ジョン・フローレンス
ジョンジョン・フローレンス

さて、ジョン様。完全回復なのか、パイプはバレル勝負だけだから何とかいけそう、なのか。でもトリプルクラウン3試合にエントリーしているとのことなので、回復してるんだと思う。波はありそうとの予報だし、ハレイワが楽しみだ。しかしケガであの膝の大手術となると、アスリートレベルでの回復はやはり完全というわけにはいかないだろうと思う。ケガ以前と全く同じ100%の機能回復、とはならないだろう。どこまで完全な状態に近づいているのか、だわね。それにしてもね、年間11試合中5試合出れば世界のトップ10に入れちゃうわけだから、ひざの機能なんて7割回復すれば足りちゃうのか(笑)。