湘南藤沢エリア
2019-11-13 更新
皆さん、こんにちは。波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」湘南・藤沢エリア担当の池田潤です。

先週(11/4週)は後半に季節外れの台風23号からの東うねりが入り、10日(日)まで波が続いた湘南・藤沢でしたが、翌11日(月)の地形チェックでは、少しプアーなコンディションとなりました。
現在の藤沢は、全体的に地形は良く、腰サイズあれば潮回りをうまく使って、全域でサーフィン可能です。
特に地形が良いのは辻堂正面。
いいサンドバーが複数あるので、お好みのブレイクを探してみて下さい。
反対に地形が悪いのが、鵠沼銅像前周辺です。
特に潮が引くと悪い印象でした。
遠浅なポイントでの引きすぎな時間帯には、セットは諦めて、ミドルサイズの波を狙う等の工夫をしてみてください。
それでは、各ポイント毎の地形レポートです。
今回は、11/11(月)のタイド表の潮位が103cm→76cm表記(大潮)だった、引きに向かう時間帯7:40~10:00に全域を見て来ましたので、今後のポイントセレクトや海に向かう時間帯の参考にしてみてください。
無風から弱いオフショアの膝腰サイズでした。
【第二駐車場前】
看板前は、地形が悪くなりました。深いので、このサイズだとブレイクしていませんでした。
県立辻堂海浜公園前方面には、地形が良いところが数カ所あり、十分に楽しめる感じです。


【辻堂橋前】
橋前の地形も若干ながら悪化傾向です。。。

【辻堂正面】
ここの地形は完全回復です。
右側は、ちょっと深めですが、ロータイドなら十分にライディング可能です。


初/中級者の方は、避けたほうが無難です。
【湘洋中前】
腰ぐらいでも、潮が引いていれば十分楽しめる地形です。


【スエヒロ】
引き続きの地形悪化傾向です。。。
チェック時は、潮が低過ぎる印象に地形の悪さも加わり、乗りしろがありませんでした。

【地下道前】
引き続き地下道前エリアの地形は良好ですが、若干崩れてきた印象です。


しかしまだまだ、広い範囲でサーフィンは可能でしたので、潮回りの良い時間帯を狙ってみて下さい。
【スケートパーク】
基本的には全域でサーフィン可能な地形です。
近隣では一番安定していますが、ここもやはり若干崩れてきた印象は否めません。

引きすぎな時間はセットをスルーして、ミドルサイズの波を狙うなどの工夫も必要ですので、意識してみてください。
【銅像前】
引地川河口の地形は若干崩れ気味で、

アフリカホテル前やウッドデッキ前まで行くと、


【水族館前】
サイズ不足で、ほとんどブレイクがありませんでしたが、

今回の地形レポートは以上になります。
さて、水温=ウエットスーツですが、秋もいよいよ深まり、富士山の雪が今日は増えていることに、冬の訪れを感じます。
実際、先週の木曜日(11/7)の水温は、体感的にも冬の訪れを感じさせられましたし。。。
という事で、現在のオススメは3MMフルやロングジョン&ロングスリーブタッパのコンビネーションなどです。
また、めっきり日が短くなり、冬がすぐそこまできてます。
水温も低くなってきたので、防寒対策の準備をして、サーフィンを楽しみましょう。
以上、最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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