南房総エリア
2019-11-28 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

12月を目前にしてまたもや台風が発生していますが、気象庁のデーターによると、11月に発生した台風の最多記録タイの6個となるそうです。直近では1991年という事で、1951年から統計を始めてから過去に二度しか無く、あと一つで28年振りの記録更新となる様です。あまり喜ばしくない新記録ですが、それ程海水温が高いという事でしょうか。
長期予想の天気図によると、どうやら12月7日頃に九州地方に接近する様です。長期予想なのでまだ不確定要素が高く何とも言えませんが、こればかりは外れて欲しいですね・・・。
という事で「地形レポート(11/26火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
先週末23日(土)から24日(日)にかけて、房総半島沖に停滞していた低気圧の影響で台風並みの大シケになり、戻りつつ有った砂浜がまた削り取られてしまいました。


・11月26日(火)、ロータイド約1時間前の監視所側。

そして教習所側。
こちらは今迄続いていた「ミドル前後が深目な地形」は、大シケにより大分改善された様です。
それでもまだ若干深目なので、潮の多目な時間帯はコンディションを落としがちですが、以前に比べたら充分楽しめます!
・11月26日(火)、ロータイド約1時間前の教習所側。

次はお隣『千歳』。
今回の取材時はほぼロータイドで、サイズも有ったので断言は出来ませんが、ここ何週か続いていた「ミドル付近が深目な地形」は、若干上向いた様に感じられました。
次回(12/2W)のレポートでその辺りを正確にお伝え出来ればと思います・・・。いずれにしても、極端にサイズが無く潮の多目な時間帯以外でしたら、充分楽しめる地形はキープされている様です。
・11月26日(火)、ロータイド約50分前の正面。




そして和田方面『花籠』。
引き続き、河口は本来の位置をキープしていました。
・11月26日(火)、花籠の河口。

・11月26日(火)、ロータイド約40分前の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
引き続き、浅目な地形はキープされている様でしたが、取材時はほぼロータイドでしたので、速目もしくはワイドブレークが目立ちました。
・11月26日(火)、ロータイド約30分前の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも引き続き、全体的に浅目な良い地形はキープされている様でしたが、潮の少な目な時間帯は速目もしくはワイドダンパー気味となってしまいます。
・11月26日(火)、ロータイド約20分前の河口寄り。

そしてS&S寄り。
まずは前回(11/20)レポートの宿題の「ミドル付近が深目な地形に変化が有ったのか否か」ですが、答えとしては「有りました」。更にインサイド~ミドル手前も浅目に変化した様で、むしろ河口寄りよりも良いコンディションでした。
・11月26日(火)、ロータイド約20分前のS&S寄り。

以上が、今週(11/26チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温です。
北寄りの風が強く雨や曇りの日等はそろそろ「セミドライ」かなとも思いますが、水温はまだ暖かく「3mmジャーフル」か迷うところです。ベストチョイスは「3mmスキン」、お持ちでなかったら「セミドライ」と「3mmジャーフル」の両方ご用意頂く事をお勧めします。
今回は以上となります。
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