南房総エリア
2019-12-04 更新
皆さん、こんにちは!波情報BCM「プロサーファー週間エリア概況」南房総エリア担当の鈴木国雄です。

前回(11/28)更新レポートの冒頭で「12月を目前にして季節外れの台風が発生しその進路が心配です・・・。」と述べましたが、一週間が経過した12月4日現在も、強い勢力を保ったまま南シナ海へ向かっており、日本への影響は無さそうなのでまずは一安心。
個人的には、ここ最近のコロコロと変わる天気による寒暖差に、体がついて行けてませんが皆さんはいかがでしょうか!?
と言う事で、今週も「地形レポート(12/3火曜日チェック)」を、早速お届けしたいと思います。
それではいつも通り『千倉』から。
まずは監視所側。
ここ何週か続いている「インサイド~ミドル手前が若干深目な地形」には大きな変化は見られず、潮の多目な時間帯はショルダーが厚目でダラダラ気味のブレークとなってしまいます。
それでもミドル付近には良いバンクが有りますので、ファーストブレークで充分楽しめています!
・12月3日(火)、ジャストハイタイドの監視所側。

そして教習所側。
前回(11/28更新分)のレポートで「ミドル前後が深目な地形」が改善された旨をお伝えしましたが、引き続きまずまずの水深を保っている様です。
それでも若干インサイド寄りが深目の様ですので、潮の多目な時間帯はコンディションを落としてしまう様です・・・。
・12月3日(火)、ジャストハイタイドの教習所側。

次はお隣『千歳』。
前回(11/28更新分)のレポートで「ミドル付近が深目な地形は上向いた様です」とお伝えしましたが、今回の取材時はほぼハイタイドでしたが、ミドルでの反応が良かったので確かに砂が突き出しバンクが出来た様です。
ただし、インサイド寄りは深目の様で、途中で消えてしまう波がほとんどでしたので、引き続き極端にサイズが無く潮の多目な時間帯を除けば、まずまず楽しめる地形はキープされている様です。
・12月3日(火)、ハイタイド約10分後の正面。



今回の取材時はほぼハイタイドでしたので、露出はしていませんでしたが

そして和田方面『花籠』。
今回も河口は本来の位置をキープしていました。
・12月3日(火)、花籠の河口。

今回(12/3)の取材時は、ほぼハイタイド時でしたが、ミドル付近できっちりと反応しショルダーの張った波がブレークしていました!
恐らくこのサイズが有ればファーストブレークでは、充分アクションを入れて楽しめる様です。
ただしその後、スープがウネリに戻りがちでしたので、まだこの辺りは深目のままな様でしたので、サイズの無い時が心配ですねえ・・・。
・12月3日(火)、ハイタイド約20分後の花籠正面。

続いて『大原駐車場前』。
こちらは、潮の多目な時間帯ながらスープもウネリに戻る事無く、インサイド迄続いていましたので、引き続き遠浅な地形がキープされている様です。
・12月3日(火)、ハイタイド約30分後の大原駐車場前。

そして最後に『白渚』。
まずは河口寄り。
こちらも大原駐車場前同様、全体的に遠浅な地形となっていますが、潮の少な目な時間帯は速目もしくはワイドダンパー気味となってしまいそうです・・・。
・12月3日(火)、ハイタイド約40分後の河口寄り。

そしてS&S寄り。
こちらも河口寄り同様、全体的に浅目な地形をキープしている様で、ミドルでの反応も良くスープも規則正しくインサイド迄続いていました!
・12月3日(火)、ハイタイド約40分後のS&S寄り。

以上が、今週(12/3チェック)の当エリアの地形概況となります。
それでは最後に水温。
私は、先日あまりの寒さに負けて今シーズン初めて「セミドライ」に袖を通しましたが、暑過ぎる事も無く丁度良かったです。
その後は、その日の天気に合わせて「3mmジャーフル」と「セミドライ」を使い分けています。ご面倒とは思いますが、しばらくは「3mmジャーフル」と「セミドライ」の両方を、お持ちになる事をお勧めします。
今回は以上となります。
*****
レポート一覧へ
*****

